スポンサーリンク

いよいよ始まる雪組公演『ODYSSEY』を予習!

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団雪組のお正月公演は、国際フォーラムで行われる『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』です。

いよいよ1月10日の初日を迎えます。

ダンサーとして名を馳せる彩風咲奈(あやかぜ さきな)さんにピッタリのショー作品です。

なによりこの公演から雪組に組替えとなった和希そら(かずき そら)さんの雪組デビュー作でもあります。

和希さんも屈指の名ダンサーですので、ダンサー好きにはたまらない公演になりそうです。

公演解説によると「ODYSSEY」というのは伝説の船の名前だそうなんですが、ポスター画像を見ても、確かに彩風さんは海賊のような扮装をしています。

こちらの記事では、ODYSSEY号について更に深掘りをして初日に向けて期待感を高めていきたいと思います!

スポンサーリンク

大航海時代って?

宝塚の公式ホームページの公演解説欄には、こうあります。

“大航海時代にカリブ海で消息を絶ったという伝説の海賊船「ODYSSEY号」”

まず、「大航海時代」っていつの時代?どの辺の国が関わってるの?どんな時代だったんでしょうか?ちょっと調べてみました。

まずいちばん分かりやすいのが、ポルトガルのコロンブス。

アメリカ大陸の発見者として超有名人ですが、本当にいちばん最初にアメリカ大陸を発見したのがコロンブスなのかどうかはなんとも言えないそうです(笑)

しかし、とにかく人生の多くを航海に捧げて、様々な大陸を発見して各国の貿易ルートを確立して貿易を盛んにした立役者であることは間違いありません。

他にも、バスコ・ダ・ガマなども有名ですよね。

そのように、ポルトガルとスペインを中心にして「海の果てまで行ってみよう!」という気運が高まっている時代(15世紀初めから17世紀初め)を『大航海時代』と言います。

なぜか船長が似合う彩風咲奈さん

次に「ODYSSEY号」について詳しく調べてみたんですが…残念ながらまったく情報がありませんでした…泣

野口先生はどこからこの「ODYSSEY号」の話を仕入れたのでしょうか…?きっと「史実なのかおとぎ話なのか」といったレベルの存在なのかな?と思います。

でも、この時代は一獲千金を求めて本当にいろいろな船が世界の海を縦横無尽に駆け巡っていたでしょうから、「どこかで消息を絶った」という難破船はたくさんあったのだろうと思います。

彩風咲奈さんといえば、2番手時代に主演した別箱公演でも船長を演じましたね。

ジュール・ヴェルヌの海洋SF小説『海底二万里』を原作とした『CAPTAIN NEMO…ネモ船長と神秘の島…』です。

コスチュームモノが映える圧倒的な頭身バランスが演出家たちに「船長」を想像させるのでしょうか。

この『CAPTAIN NEMO』は独特の世界観だったようで、物語自体は賛否両論ありました。

しかし、「とにかく彩風さんのビジュアルを楽しむだけでチケット代の元は取れてる」と(笑)、美しすぎるビジュアルは大絶賛でした。

男役が絶対的に映える海賊コスチューム

男役の人気の衣装といえば黒燕尾と軍服がツートップかなと思いますが、海賊の衣装も軍服の要素がありながらもワイルドで脚の長さが映えるとても人気の衣装です。

宝塚で海賊モノを思い浮かべると…『大海賊』が代表的でしょうか。

2001年に月組が、2015年に星組が公演しています。

『ODYSSEY』はショー作品ですので、基本的にはダンスシーンがメインとなるはずです。

あまりに重たい衣装はダンス向きではないはずなので、ポスター画像で彩風さんが着用されている衣装以外にどのような衣装があるのか、それも非常に楽しみです。

また、相手役である朝月希和(あさづき きわ)さんと2番手スターである朝美 絢(あさみ じゅん)さんは月の神様と太陽の神様という役どころのようなので、そのあたりもどうやってショーナンバーにするのか期待が高まります。

公式グッズ『フラッグ』の販売決定!

つい先日発表となった公式グッズ『フラッグ』。

近年の宝塚ではこのような「応援グッズ」がよく発売され、ショー中に「この場面でみんなで出して振ってください」と一緒に踊って楽しめるような演出が多く見られます。

きっと『ODYSSEY』でもそのような場面があるのでしょう。

まだまだコロナの不安が消えない中で、客席降りが叶わない中、どうにかしてもっと楽しんでもらいたいという劇団側の意向なのでしょうね。

「プロローグとパレードで出演者がフラッグを持ち踊ります。」と公式ホームページに記載がありますので、売り切れとなってしまう前に素早く購入して、大好きなスターさんと同じ振付を踊り、ODYSSEYを何倍も楽しんじゃいましょう。

宝塚ファンはこういう公式グッズが発売されると多くの皆さんが自分なりのデコレーションを考えてアレンジするという文化がありますので、それもまた楽しみの一つですよね。

和希さんの新加入というトピックスもあり、ショースター揃いとなった2022年の雪組の幕開き公演『ODYSSEY』は必見となりそうですね。