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新生月組大成功の始まり

宝塚歌劇を楽しもう

2022年が明けてから早いもので、もう1ヶ月が経ちました。

月組宝塚大劇場公演は無事に幕を降ろすことができて本当に良かったです。

次の一か月は東京公演。いつ公演中止になってしまうかわからない状況下の中でのタカラジェンヌさん達の緊迫感や様々な思いは計り知れません。

奇跡的に観劇できた大劇場お披露目公演。

今回は、ショー作品「FULL SWING!」について語りたいと思います。

※ネタばれ注意です。

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月組新体制

トップさんが変わると、宝塚ファンは次の新体制について考えるのが日常的にあると思います。

私は日頃より人事について考える習慣があるので、社会的にも人事部が向いていると思ったことが何回かはあります(笑)

そんな中、月城さん海乃さんコンビ下における時期体制は今回のショー作品を上演することによって革新が起きたのは事実です。

個人的には、月組は番手ぼかしの人事やとんでも人事を行う組のイメージがありました。

霧矢さん体制以来の安定したトップ・二番手・三番手・四番手ができた組になったのではないでしょうか。

現在の月組は以下の通りかと思います。

トップスター:月城 かなと

トップ娘役:海乃 美月

二番手男役:鳳月 杏

三番手男役:暁 千星

四番手男役:風間 柚乃

二番手娘役:彩 みちる

このような感じでしょうか…

今回のショーではこの番手が明白に現れるかのような香盤でした。

まずはプロローグから、月城さんがせりあがってきて歌いながら、二番手~四番手の男役三名が歌い踊ります。

とにかく四人とも歌が上手い!!

正直こんなに上手いの?(驚愕)というくらい上手かったです…(今まで知らずにごめんなさい。)

加えて、この時の四人のお姿がカッコ良すぎて、この時点で大成功のショーの予感しかありませんでした。

最大の魅力は四人の個性が被っていない事です。

キャラ被りしないというのはファン心理からすると観ていて飽きることがなく、それぞれのファンがつくので人気の組になりやすいという事が伺えます。

そこからテンポの速いジャズ調の主題歌。いや~難しそうな歌でした(笑)

それも真ん中のスターさん達が歌えるならではのこの曲調だったかと思います。

そこから暁さん中心の若手男役達の激しいダンスナンバー。

やはり彼女はかなり踊れる人ですね。

中詰め前にも回りながら出てきて一節歌ってまた回るみたいなとんでもないシーンがありました(笑)

回らせたくなる気持ちはわかりますが、正直とんでもない振付です。(笑)

今まで踊りに目が行きがちの暁さんでしたが、今回はこんなに歌も上手いんだと思った公演でした。

さすが首席入団!侮れません!

若手のナンバーのあとはアダルティなシーン。

こういうシーンを月城さんと鳳月さんに演じさせるのは罪ですね~。

最高でした。

お二人とも背が高いのでとってもスタイリッシュでかっこよかったです。

鳳月さんは花組の時から感じていましたが、何せ声が良い。

聞きやすい口跡ですし、発声も素晴らしい。

二番手としてとても頼りになる存在だと思います。

風間さんは完全に頭角を現しましたね。

中詰めあたりで、銀橋で鳳月さんと暁さんと歌う場面がありました。

衣装も三者三様。完全にスターへの仲間入りです。

しかも彼女は歌が上手い。

最後のエトワールを娘役さんを引き連れ務めておられましたがジャズ調の歌を歌いこなしてました。

個人的に組替え後初の彩さんに注目してましたが、鳳月さんとペアで組まれることが多くとても眼福でした。

身長のバランスもいいですし、上級生ならではの余裕も垣間見れて素敵でした。

銀橋で一人で歌う場面は、雪組から観ていた身として涙なしでは観られませんでした。

とってもキュートで可愛く月組への組替えは彩さんにとって栄転だったのではないでしょうか。

こんなに体制が整っている月組ですが、なんと暁さんの組替えが発表になりました。

せっかく出来上がった体制を崩すのは勿体無い気もしますが、星組がトップ・トップ娘役・次世代二番手男役まで首席というのはハイレベルな舞台が観れそうで今からとてもワクワクです。

しかも、雪組から彩海さんが月組へ。

これもまた彩さんと新人公演で組まれていたりしていたり、月城さんも元雪組ですし、相性としてはいいのではないでしょうか。

まとめ

新生月組のショーは勢いもあり明るくしかもハイレベルなものでした。

これからも月城さんを筆頭にどんどん名作を生んでほしいと期待しかありません!

新たな風が吹き始めた月組。

コロナウイルスにも負けず東京公演も頑張ってほしいです。