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演出家野口幸作作品ショーの魅力

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団座付き演出家野口幸作先生は「THE ENTERTAINER」で大劇場初演出を担当された演出家です。

最近ではペンライトデコが行われた「Délicieux」やLDHとのコラボである「HIGH & LOW」の演出を担当しています。

実は私、野口ショーの大ファンなのです!

ということで今回は、野口先生のショーの魅力についてお話したいと思います。

宝塚を長年応援されてきた方はすでに知ってるよ!という内容かもしれませんが、

楽しんでいただけると嬉しいです!

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羽扇

羽扇というのは、名前そのままで、羽が束になってついている大きな扇のことです。

野口ショーには、必ずと言って良いほど、大きな羽扇が出てきます。

「Beautiful Garden」他、様々な作品で、出演者が銀橋に並んで、羽扇を持って踊る場面があります。

この羽扇は、風に当たるとふわふわなびくんですね。

その様子が何とも豪華で、そして優雅で…まさに宝塚の世界観にピッタリなのです。

銀橋で出演者が並んで、一斉に羽扇をひらひらさせると、客席にも幸せが飛んでくるような心地がして、私がとても大好きな瞬間です。

運が良ければ出演者が起こした風を直接浴びることができるなんていうこともあるので、ぜひ劇場で体感してほしいです!

名前入りや組名入りの歌詞

名前入りの歌詞、5組の名前が入っていることも

野口ショーはプロローグの中で、歌っている人の芸名や愛称の一部が出てきます。

例えば最近の「Délicieux」であれば、以下ように呼び方が歌詞に反映されています。

「遥な(遥羽)瑠璃色(紫藤)のそら(和希)へ天(天彩)からふる」

プロローグは全体的にこんな感じで歌っている人の名前がどこかに入ってるんです!

さらにこの公演の場合は、潤花さんが宙組トップ就任初作品でしたので以下のような内容が歌詞に入っています。

「風(真風)に舞う花(潤花)」

「爽やかな風(真風)が駆け抜け」「冬(雪組)から目覚めた花(潤花)」

これについては、あくまで私の解釈なんですけどね。

こんなにも想像を掻き立てられる歌詞を書いてくれる野口先生には感謝しかありません。

また、5組の名前が入っていることもあります。

例えば「THE ENTERTAINER」のプロローグでは、以下のような歌詞があります。

「花開く春の夜、月に輝く雪のような君、星空(宙)の指定席で」

確か「Beautiful Garden」でも5組の名前を歌詞に入れていました。

しかし「Délicieux」では5組の名前は入っていないような…?

(私が見つけられていないだけかもしれませんが)

さすがに野口先生も疲れちゃったのかしら?などと思いながらも、

演者の名前や境遇にあった歌詞をつけるだけで大変だと思うので、

全く不満はありません(笑)

この特徴は宝塚や組への愛を感じられる上に、何度も聞いて見つけたくなる

素敵なものだと思います。

個人的には、スターさんの名前が入った歌詞は口ずさむだけで、いつもよりもスターさんを身近に感じられるので大好きです。

なのでぜひ、野口先生には無理のない範囲で、これからも続けてほしいものですね。

夜を過ごす歌詞

野口ショーはどの場面も、いつも新鮮で衝撃を受けるのですが、毎回プロローグがとにかく楽しいんですよね!

明るくて楽しい音楽と出演者のまぶしい笑顔……

に没頭していると気付かないのですが、大人っぽい歌詞が多いように思います。

というのも、野口先生は客席とスターさんに、

印象的な一夜を過ごさせようとしてくるのです。

「THE ENTERTAINER」では

「夜通し踊ろう、朝まで歌おう」「忘れさせない二人の時」

「Délicieux」では「忘れさせない甘い夜」

という歌詞が、主題歌の中にあります。

この二作の主題歌は明るくて楽しい印象だったので、

まさか夜だったなんて…と衝撃をうけました。

でも確かに野口ショーは楽しすぎて、どの公演も忘れられない時間になってます。

一晩どころか毎晩思い出す素敵な時間を、ありがとうございますと野口先生に伝えたいです。

みなさん、野口先生のショー、見たくなってきました?

興味を持ってくださった方はぜひ、羽扇や歌詞に注目してみてみてくださいね!

そして新作が上演されるときにはぜひ、劇場で野口ショーを体感してみてください!!

(贔屓の組だとなお楽しいことでしょう!)

いつも私に幸せな時間を与えてくれる野口先生に感謝して、今回は終了したいと思います。

ありがとうございました。