宝塚歌劇団花組の東京公演、中止になりストップしておりましたが、千秋楽のみ公演の実施が発表されました。
54公演中46公演中止という異常事態に
東京公演はなんと
7月30日(土)の初日から8月9日(火)までの中止発表。
そして、11日までの中止延長。(この時点で新人公演は延期に)
14日から再開なるも、たった8公演の実施で、再度中止となりました。
そして、延期となっていた新人公演も中止。
なんと54公演中、8公演しか東京では公演ができていないという異常事態となりました。
とても素敵な作品だったのに、本当に残念でなりませんでした。
この作品ができあがるまで、どれだけの人が関わってきただろう。
作品を作り、世に出すまでが本当に大変で、でもたくさんの人に喜んでもらえることだけを励みに頑張れるわけで、それが出せなかった辛さは想像するだけでも胸が痛い。
そして、この作品を最後に退団される4人のジェンヌさんのことも思うと、本当に辛いです。
この東京公演の間に、宙組の大劇場公演が宝塚でも始まりましたが、なんだか、素直に楽しめないという、複雑な心境となりました。
なぜ、花組だけ、こんなに長い間、つらい思いをしなければいけないんだろう、、、、。
なぜ花組だけ、こんなにコロナの影響を受けてしまったのだろう、、、、。
花組だけ、、、、、そんな思いが溢れてしまいました。
千秋楽の公演はなんとしても開催してほしい、、、と誰もが望んでいましたが、毎回ギリギリの発表に劇団としてもなんとか開催したいという思いがあるのだと、わかります。
開催できるという発表は本当に嬉しいです。
しかし、このほぼ1ヶ月に渡る長い中止期間に花組の人たちはどんな生活を送ってこられたんだろう。
当然、なんとか公演を再開するために、コロナに感染してはいけないというプレッシャーとも戦い、外出することもできず、だれとも接触せずにお稽古もできずに過ごした日々だったのではないでしょうか?
世の中の人はもう普通に生活をしているのに、他の組はもう公演もやっているのに、なぜ、花組さんはそんな生活を強いられなければいけないの??
そして、そんな生活を強いられていたにも関わらず、それでも千秋楽の日には、完全な状態でたくさんの人に観られ、ライブ配信では大画面でアップにされ、完璧を求められ、元気を与える立場に立たなければいけないという、、、あまりにも酷な、、、、とすら思ってしまいました。
いや、ほんと、ジェンヌさんって大変。
今回は残念ながら、ゲットできた数少ない東京公演チケットはただの紙切れになってしまいましたので、ライブ配信での応援となりますが、一生懸命声援を送り、退団者さんを見送り、花組全員に声援を送りたいと思います。