公演プログラムを手にして、中をみるといつもの場所に大好きなご贔屓さんの姿がないのは、どうしても寂しくてしかたありませんでした。
でも、幕が上がると途端に宝塚の世界に引き込まれていきました。
ところどころ違和感はあるものの、宝塚の舞台はやっぱりすごくてあっという間の時間を過ごしました。
ご贔屓さんのいない舞台を楽しむポイント
宝塚の舞台は、ご贔屓さんがいないときでも楽しめることがわかったので、楽しみ方のポイントを3つご紹介していきます。
オペラグラスを使う頻度を減らしてみる
ご贔屓さんがいると、オペラグラスでひたすら追いかけていた私。
今回の観劇では、オペラグラスを使う頻度が自然と減っていたこともあるんですけど、オペラグラスを使わなかったことで、舞台全体をみることができました。
舞台全体をみると、「オケボックスから誰か出てきた!」とか、「あの娘役さん今男役さんの小物もって舞台袖に走っていった!」とか、ちょっとした楽しみがたくさんあることがわかりますよ。
ガヤ芝居を見て楽しむ
宝塚の舞台って、ガヤ芝居も楽しいって知ってました?
「そんなこと知ってるよ!」っていう方は多いと思いますが、いままでひたすらオペラグラスでご贔屓さんをみていたから気付かなかったんですよね。。。
観劇中は、会話をしている人に目がいくものですが、そこをあえてセリフのない会話をしている人の後ろにいる「ガヤ芝居」に注目してみてください。
おもしろいなぁと思った「ガヤ芝居」をちょっとだけご紹介しますね。
- お酒をつごうとしているのに、グラスに手をかざして阻止を繰り返す
- これから大事なセリフがある人に無理やり風船持たせて送り出す
- 主演のふたりのうしろで、主演以上にいちゃいちゃしている
かわいい娘役さんをみつけてみる
どうしてもかっこいい男役さんに目がいきがちなのですが、あえて娘役さんにスポットをあてて見るようにしてみてください。
宝塚の娘役さんって、本当にかわいいですよね!
しかも、くるくるといろんな表情をみせてくれて、それぞれのお手製の髪飾りも可愛くて、本当に娘役さんはすごいなぁなんて感激しました。
舞台上でみつけたかわいい娘役さんを、観劇後に公演プログラムで探してみるという楽しみ方も、なかなかいいものですよ。
まとめ
ご贔屓さんがいない舞台は、さみしいものですが、別の楽しみ方ができることがわかりました。
舞台全体を観るためにオペラグラスの利用を減らしてみたり、ガヤ芝居を楽しんだり、かわいい娘役さんを探してみたり、楽しみ方はたくさんあります。
宝塚の舞台は、いつでもきらきらと眩しくて、夢をたくさんみさせてもらえて、幸せな気持ちになれるものです。
これからも、宝塚の舞台を愛していきたいと思えた「ご贔屓さんのいない観劇」の体験でした。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。