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もう一度見たい明日海りおの「ポーの一族」胸キュンポイント

宝塚歌劇の懐かしシリーズ

宝塚歌劇団花組の明日海りおさん。もうすぐ退団までのカウントダウンが始まり、なんだか寂しい気持ちがつのってきました。

そんな明日海りおさんの作品を見ながら、できればあの美しさをもう一度、劇場でみたい作品、「ポーの一族」をDVDで見ながら、思いを馳せていたい。

みなさんは、劇場で観劇されましたか?もう生で見ることができないと思うと、本当に残念です。
やっぱり、劇場で見れる時に見ておかなくちゃ!と本当に思いますね。

そんな宝塚の美しさが詰まった「ポーの一族」
今回は、私の独断と偏見による、ポーの一族の胸キュンポイントを紹介したいと思います!

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宝塚歌劇団花組の美しさが詰まった「ポーの一族」

「ポーの一族」あらすじ

永遠に歳をとらない、永遠の命を持って生きるヴァンパネラのポーの一族。

その一族に幼い頃拾われたエドガーと妹のメリーベルは、ヴァンパネラとは知らずに育てられる。

しかし、シーラがポーの一族に迎えられる儀式を覗いてしまい、エドガーはポーの一族の存在を知ってしまう。

メリーベルには何も気概を加えず、ポーの一族にも迎えない。

そして、大人になったら大老ポーの力を受け継ぐ約束で、ポーの一族に迎えられてしまう。

メリーベルには何も気概を加えず、ポーの一族にも迎えない。

そして、大人になったら大老ポーの力を受け継ぐ約束で、ポーの一族に迎えられてしまう。

自分の意思とは違い、ヴァンパネラになり、哀しくも永遠の命を手に入れてしまったエドガーを待つ運命とは…。

「ポーの一族」の美しさ

あらすじを読んだだけで、まず、このお話さの儚くも美しいところが読み取れる気がします。

さてさてそんなポーの一族の胸キュンポイント1つ目は…

なんと言っても、ポーの一族の美しさです!(そのままかい!笑)

明日海さんのあのガラスのような美しさ。

シーラ、フランク、エドガー、メリーベル、この家族はこの世のものではない美しさを解き放ってます!

仙名彩世さんは、大人の女性感がある中でも可憐で若い中にある透明感がありますね。

瀬戸かずやさんは、なんといってもダンディーさ!!

お髭をつけてもダンディーな中にも美しさはあるんです!

華優希さんのあの繊細さと可愛らしさとすぐに壊れてしまいそうな儚さがたまりません♡

そして明日海りおさん。

目を見たら心の中までスーッと入ってくるような全てを見透かしているような哀しさにあふれた目と、整ったお顔が一瞬で崩れてしまうのではないかと思うくらいの儚さに胸が苦しくなります。

華ちゃんにも儚さはありますが、明日海さんの儚さは、無くなってしまいそうな儚さですよね。

そんな皆さんの魅力があるからこそ、ポーの一族としての孤立感だったり、この世ならぬものとしての存在感があるんですね。

メリーベルとアラン

胸キュンポイント2つ目です!

ポーの一族の後半の場面で、アランがメリーベルに結婚してほしい、と求婚をしにくる場面があります。

そのときのアランのメンタルはボロボロで、愛で満たしてくれる人、支えてくれる人、そばにいてくれる人を探している状態なわけですが、

そのときの柚香光さんのセリフの言い方にキュンときます!

無理をわかっていて、それでも…と求めてしまう寂しさ。

人間を捨ててヴァンパネラになることに少し未練を残しながらもその方が幸せかもしれないという考えにたどり着いてしまう哀しさが溢れてて、涙がでます。

たぶん、人間同士だったら普通に愛しあえたのだろうと思います。

どうにかくっつけさせてあげたかった(>_<)と思う方も多かったのでは?♡

エドガーとアラン

胸キュンポイント3つ目は、エドガーとアランの間にある絆です!

お金持ちで将来が決まっているアランに、素のまま付き合ってくれる人はおらず、気を使っていたり、言うことをとりあえず聞いている人が多い中、エドガーは最初からそんな態度ではなく、一人の人として関わりを持ちます。

そんなエドガーに次第に心を許していくアラン。

しかし、エドガーがヴァンパネラだと言うことに気付いてしまいます。

それでもアランはエドガーと、永遠の旅に出ます。

そして長い時間を二人で旅しているのでしょう。

が!!この二人の間の二人にしかわからない、家族が亡くなった哀しさ、この世に一人の孤独感。

それがわかるからこそ二人の間にしかない理解し合えることや友達として、時間を経て兄弟のような親友のような、本当に支え合えるのは自分たちしかいないという孤立してしまっている、そんな絆が私には愛おしかったです♡

本当はすごく哀しいことですが、その哀しさがこの作品ではキュンとしてしまいましたね。

最後に

この作品を見て、そもそもなんで人間とヴァンパネラが共存できないんだろう…

と悶々と考えてしまいました(汗)

死という存在がないポーの一族に、自分の意思じゃなく引き込まれたエドガーには常に寂しさ、哀しさがつきまとっていたのだろうと思います。

すごく哀しいお話ですが、美しいこの作品が大好きです♡

ライター:あおらんとむ