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新生宙組の意外な退団発表:優希しおんさんと花宮沙羅さんの未来に思う

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇団の新生宙組が始まり、芹香斗亜さんと春乃さくらさんにとっての大劇場お披露目公演となる『PAGAD(パガド)』~世紀の奇術師カリオストロ~の情報が少しずつであるがスカステや冊子でも出てきて皆さんの期待が募っている頃かと思います。

そんな中先日発表された宙組の退団発表。

今回の公演で退団を決められたのは優希しおんさんと花宮沙羅さんでした。

お2人とも技術力が高く、前トップコンビである真風涼帆さんと潤花さんの退団公演である『カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~』でも目立つポジションにおりこれからの宙組でもきっとご活躍されていくのだろうな…と期待していた矢先の発表ということで驚いた方も多かったのではないでしょうか…。

優希さんは100期生、花宮さんは102期生。

学年的にもこれからを支える立場となる方々ですし惜しまれるお声が多くあります。

花宮さんに至っては2019年の『オーシャンズ11』ではエトワール、同年の『El Japon(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』では新人公演ヒロインをご経験されている方ということもあり、ここでもう退団されてしまうのか…!というお声も聞こえてきていました。

入団時の成績は4番であり、宙組内での同期の成績も常にトップという技術力も抜擢されるキャスティングにも納得しかない娘役さんでした。

公演以外にも2016年と2017年にはタカスペにコーラスとして出演されていました。

そういった経歴やエトワールもご経験されているだけあり、特に歌を得意とされた娘役さんである花宮さん。

そういった技術面では類い希なる力を発揮し抜擢もされている花宮さんではありますが、前トップ娘役である潤さんと今回トップ娘役に就任された春乃さんの同期でもあり、春乃さんが先日池田泉州銀行のイメージガールに選ばれているあたり就任期間はそこそこ長いと予想されるため花宮さんがトップ娘役へとなる道は閉ざされたと考えられます。

もちろん全ての娘役さんがトップ娘役になりたいと思っているとは限りませんが、これからの役柄がメインどころよりも脇を固めるポジションになる可能性は高く考えられます。

そうなると花宮さん程の技術力をお持ちであれば外の世界へと羽ばたいた方がより本領を発揮できるとも予想はできます。

宝塚歌劇団にいる花宮さんをまだまだ見ていたかったという気持ちも充分にありますが、仮に退団後にエンターテイメント界に身を置いて様々な作品の中で輝く花宮さんを見ることが出来るかもしれない…!と思えば今回の退団も前向きに考えられるかもしれません。

どちらにせよ、花宮さんが退団されるその日までタカラジェンヌとして輝かれることを心より願うばかりです。

退団日がクリスマスイブということでファンの皆さんにとっては心が浮き立つはずの日が一気にグレーになったことでしょうがお2人の第二の人生への門出がより華やかなものとなりますように…。