①宝塚歌劇の殿堂
宝塚大劇場の2階と3階に常設されている、宝塚の博物館です。
2階は宝塚歌劇の歴史や歴代トップスターに関する展示、3階は現在公演中の組の一つ前の大劇場公演の衣装や小道具が展示されています。
現在宝塚大劇場では月組が公演中なので、宝塚歌劇の殿堂では月組公演『応天の門』『Deep Sea』の衣装を見ることができます。
ご贔屓の組がある方にはとても嬉しいですよね。
基本的にメインの衣装は全てここで見ることができます。
もちろん触ることはできませんが、アクリルケースに入っていないので近くでじっくり観察することもできます。
デザイン画と ジェンヌさんのが衣装を着用した舞台写真も一緒に展示してあります。
入館料は500円で、かなりリーズナブルで す。公演前後と休憩中はとても混むため、公演中に来館することをおすすめします。
その日の公演を見ない人でも 宝塚歌劇の殿堂への入館は可能なのも嬉しいポイントです。
②宝塚ホテル
2020年6月に、宝塚大劇場の隣に移転した宝塚ホテルですが、ロビーに小さな宝塚歌劇の展示スペースが設けられています。
宝塚ホテルは高級感のある建物で、近寄りがたい印象があるかもしれませんが、宿泊者でなくても入ることが可能です。
中にはレストランがあるので、一緒に楽しむのもいいかもしれません。
赤い絨毯が敷かれた中央の階段を上がると、衣装や小道具と舞台写真が展示されています。
宝塚歌劇の殿堂と比べるとかなりコンパ クトな展示にはなりますが、こちらは無料で誰でも見ることができます。
③宝塚歌劇関連の雑誌
現在はキャトルレーヴオンラインでの通販の取り扱いもあり、劇場遠くに住んでいる人もいつでも宝塚の衣装に触れることができます。
衣装を楽しむなら「ル・サンク」をおすすめします。
9割近くのページが全て高画質で綺麗 な写真で埋まっています。
煌びやかな衣装の輝きを楽しめることはもちろん、ジェンヌさんの素敵なカットも観 れるので一石二鳥です。
また、「宝塚グラフ」では舞台衣装やアクセサリーの紹介が組まれることもあります。
ジェンヌさんの衣装やアクセサリーに対する思いが記載されていることもあり、とても面白いですよ。
さて、ここまで宝塚の舞台衣装の楽しみ方について紹介してきましたが、舞台映えするキラキラ感と細かく丁寧 な作業によって生み出された華やかさを間近でゆっくり感じると、衣装の魅力に取り憑かれてしまします。
ぜひ、公演とともに衣装も楽しんでみてくださいね。
*18日まで開催されている「神戸阪急 meets 宝塚歌劇展」の詳細はこちらからご覧いただけます。