宝塚歌劇団花組の千秋楽が終わり、その余韻に今だに浸ってふわふわしています。
幸運にも劇場で観劇でき、まるで夢のような時間を過ごしました。
柚香光さんのトップ就任以来、コロナ禍という未曾有の状況下にありました。
その中で、従来のようなファンとの交流が制限されていたのは本当に残念でした。
そうした状況の中で迎えた今回の千秋楽。
昨日公演前の楽屋口も朝から大勢のファンの方が雨の中、入待ちをされていらっしゃいましたが、トップさんのお姿は拝見できませんでした。
コロナ前までは、ファンクラブの団体が白いお姿で列をなして並んでいらっしゃったのに、その姿はなく。終演後もなくなってしまった。
楽屋口の退団セレモニーは時代に合っていないかもしれない
しかし、正直、私自身は従来行われていた楽屋前での退団セレモニーはないだろうと思っていました。
例の問題がまだ解決していない今、お祝いムード満載のセレモニーをあの場所で行うのは相応しいかどうか。
おそらく、多くのファンも同様に感じていたのではないでしょうか。
確かに、あのセレモニーには特別な魅力があり、ファンとしては一目、見たい気持ちがあります。
ですが、まだあの事件が解決していないことももちろんあります。
むしろ、SNSが普及し、誰もが情報を瞬時に共有できる今、大々的な、お神輿をだしたりのセレモニーはもしかしたらもう時代にあっていないかもしれません。
それに、組子たちにとっても
千秋楽公演直前の緊張感と慌ただしいあの時間に、素化粧で外に出てファンの前に出ることや、そのための準備には、とても負担があるのではなかっただろうか。
また、あのセレモニーがSNSで拡散されたときの一般の人々の反応を考えると、タカラジェンヌたちのイメージ保持にも必ずしもプラスにはならないと感じています。
結論としては、愛するタカラジェンヌたちのためにもあのセレモニーは、これを期にもうなくす時が来たのかもしれませんね。
終演後にファンの方と集うフェアウェルパーティも行われてますのでそれで十分ではないでしょうか。
もちろん、これからも彼女たちを心から支持し続けます。