皆さん、こんにちは!今日は、雪組の宝塚公演『ベルサイユのばら フェルゼン編』の千秋楽。
彩風咲奈さんの宝塚大劇場での最後の舞台です。
伝説の舞台『ベルサイユのばら』とは?
まず、少しだけ『ベルサイユのばら』についてお話させてくださいね。
この作品は、池田理代子先生の原作を元にした宝塚の代表作。
1974年の初演以来、何度も再演されていて、累計観客動員数500万人を超える超人気作品なんです。
フランス革命を背景に、フェルゼンとマリー・アントワネット・オスカルとアンドレという2組の恋人たちの愛と葛藤が描かれていて、50年を経ってもなお多くのファンから愛されています。
彩風咲奈さんのフェルゼン、感動の集大成
今回の公演で特に感動したのは、彩風咲奈さんのフェルゼン役です。
新人公演でフェルゼンを演じていた頃からその美しさは際立っていました。
今回の舞台ではまさに集大成を見せてくれました。
彼女の演技には、本当に心を揺さぶられました。
舞台上の彼女は、ただ美しいだけでなく、その奥にある繊細な感情が伝わってきて、観客としても心が引き込まれていきました。
ファン心をくすぐる変則的なパレード
今回の公演で特に驚いたのが、変則的な演出でした。
名シーンの再現や、フィナーレの盛り上がりも見どころで、宝塚らしい華やかさが存分に発揮されていました。
全体的に感じたのが、これはベルサイユのばらという作品を使った壮大な彩風咲奈さんのサヨナラショーのような演出が感じられた、彩風咲奈さんファンには涙なくては見れない作品となりましたね。
オスカル役の朝美絢さん、そして夢白あやさんのアントワネット
浅美絢さんが演じるオスカルも素晴らしかったです。ビジュアルが完璧。
パレードでは私のすぐ前を通り過ぎた瞬間、心を奪われたような感覚に陥りました。
そして、夢白あやさんのマリー・アントワネット。最初は少し違和感があった話し方。(これは今までベルバラを見続けてきたファンには裏切らない台詞回し)も、最後にはそのキャラクターにぴったりと合い、アントワネットがそこに存在しているかのようでした。
まるで生きているように感じられる演技で、完全に引き込まれました。
縣千さんのアンドレと音彩唯さんのジャンヌも見逃せない!
縣千さんが演じるアンドレも素晴らしかったです。
個人的には、今回のアンドレが一番好きかもしれません。
ジャンヌ役の音彩唯さんも迫力があり、特に貴族の女性たちとのシーンは圧巻でした。
彼女の高笑いは、まさに「これぞジャンヌ!」という感じで、観ていて胸がスカッとしました。
感動を胸に、次なる舞台へ
今回の『ベルサイユのばら』は、私にとって忘れられない公演になりました。
私は、前半に劇場で観劇しましたので、その後、どう進化したのか今から楽しみでなりません。
千秋楽はLIVE配信で本日視聴予定です。彩風咲奈さんの最後の舞台を見届けたいと思います。