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「土方歳三好き」におすすめしたい宝塚歌劇団のこの作品

初心者のための宝塚

日本人の中には「新選組」の話が大好きな方も多いと思います。

宝塚歌劇を見たことがない方で新選組が好きな方に是非知らせたい!

宝塚歌劇団のお芝居の作品の中には実は新撰組のお話も多いのですよ。

その新選組のお話の中で、過去の作品の中でも特にオススメしたいのが
雪組の「誠の群像ー新撰組流亡記ー」です。

トップスターの望海風斗さんの土方歳三姿がなんとも美しいと思いませんか?

このお話は、土方歳三さん(望海風斗さん)の生き様を強くたくましくそして儚く切なく描いてあります。

個人的に新撰組の中で土方さんがめちゃめちゃ大好きな私ですが、

時代物が好きなあなたも、そうでもないあなたも、土方歳三さんの魅力について共有しましょー!♡

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キュン♡ポイント・その1「土方歳三の優しさ」

1つ目は、何かと常識があって、かつ、新撰組のことを誰よりも考えていて、そして鬼の土方歳三と呼ばれていても優しい姿です♡

冒頭に、新撰組の裏切り者を、新人の前で切腹させようとする場面がありますが、それを止め、切腹を次の日に行うと言い、家族に手紙を書くように伝えます。

そして、切腹は見せ物ではない、ときっぱり言います。

新撰組で裏切ったら切腹とイコールで繋がって考える人は多いと思いますが、土方さんは切腹を好んで行っているわけではなく、仲間を死へ向かわせることを自分の心に留めつつ、規律を守るために、その役目を引き受けているというなんとも切ない立場なのです(>_<)

切腹切腹と言っている中で、結果、決断を出すのは土方歳三さんで、そしてその辛い重みを追うのも全て土方歳三さん。

世間には鬼の土方と呼ばれ、白い目で見られ、避けられても、本当の土方さんはすごく優しくて誰よりも人間味に溢れている素晴らしい人なんです!!

その世間の強いあたりと、自分の人生と、本心とで揺れる、切ない心情を歌うナンバーはとくに魅力が溢れてますね。

雪組に組み替えになってから望海風斗さんの演技力も表現力も歌唱力も全てにおいてパワーアップしましたが、このナンバーを歌う時の望海風斗さんは本当にぽろっと壊れそうで崩れそうで、でも自分の生きる道を変えることはできない強い意志が伝わってきて、涙が…。

キュン♡ポイント・その2「ツンデレ」

そんな土方さんの本当の優しさに気づき愛する相手がお小夜(真彩希帆さん)です!

お小夜は、病気の母を持ち、治療費にするため、家の刀を、虎徹と偽り、新撰組の局長に売りにきます。

その嘘に土方さんは気づいていました。

日を挟みそのことを謝りに来たお小夜に対し、知らない方がいい嘘もある。と、本人が本物と思えば本物だ。と言います。

そして彼女の身分が下がってしまったことを知り、帰る家もないことに、そんなことまでして嘘を謝罪に来たお小夜の心の清さに、恋に落ちてしまいます。

きっとどこに気持ちを向けていいか、自分が汚れて見えていた土方さんにとってお小夜は清くて彼女をみているだけで心が洗われる・・・という様な存在なんだろうなと思いますね♡

そして、紫陽花を2人で見に行くときに、大きな荷物を見て、「貸しなさい。いいから、持ってあげる。」と半ば強引にお小夜の荷物を持ちます。

世に言う、ツンデレ!!とはこのことですよね。

いや、ツンというよりも常にトゲトゲしてないと生きていけない彼の悲しい生き方の優しさを普通に出してもいいと許された関係とでも言いますかね♡

このときの望海さんがもー、真彩ちゃんに対して愛おしさが溢れててたまりません!

キュン♡ポイント・その3「愛の形」

お話の後半に、土方さんとお小夜は再会します。

そして、ずっと心にはお小夜の存在がいたと、愛おしいということを伝えます。

しかし、自分は幸せにしてあげられないこと、人を切るたびに自分が汚れていってしまっていると感じること、そして新撰組を捨てることはできず、新撰組の中で生きて、そして死ぬことしかできないと伝えます。

それでもお小夜は、本当の優しい土方さんを、私は知っている、と言います。

やっと、本当の自分を出すことができ、そして新撰組でしか生きることができない自分を受け入れてくれる相手を見つけることができた土方さんは、2日間だけ、お小夜のもとで、過ごします。

“50年連れ添っても、一夜でも、契りの深さに変わりはない、と思おてくださるか?”

という土方さんのセリフ、深いと思いませんか?!

もーキュンキュンが詰まりに詰まりまくってますね!

ずっとあなたのことを思っている

と言っているように感じます。

やっと再会できたのに。でも、これが土方さんの最大の愛なのですよね。

切ないけど美しいです!!

~土方さんの最後~

土方さんは、時代の終わりまで最後の最後まで新撰組として生き、次の時代の始まりを知ることなく、最後の侍として死んでいきます。

土方さんにとって、新撰組のこの道しか生きる術がなかったのだろうなと切ない気持ちになります。

でも、美しい愛を描いているこのお話が私は大好きです!

是非みなさんも見てみてください!!

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