宝塚歌劇団で絶賛公演中の雪組「ファントム」。
とにかくトップ2人・望海風斗と真彩希帆の歌唱力と演技力の素晴らしさに毎日、大勢の方の心を揺さぶっています。
公演を見た時に感じた2人のお芝居と共に、この2人を支えている他の演者たちにも驚きました。
その中で強烈な個性を炸裂し、存在感を放っているカルロッタ役の舞咲りんさん。
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カルロッタってどんな役?
オペラ座でキャリエールの代わりに新しくなった支配人アラン(朝美絢・彩凪翔)の妻。オペラ座の歌手であるが、自己顕示欲が強く、自分が一番で気が済まない。そんな歌声にエリック(望海風斗)をイライラさせる・・・・
そして、ついにクリスティーヌに毒を飲ませて歌を歌わせ失くしてしまおうと企てる・・・というそんな役を舞咲りんさんが演じています。
そう、嫌〜な女の役なんです。
ところがです。舞咲りんさんが出てくるたびに、なんだかワクワクしてしまう。
バランスが絶妙
出てくるたび楽しくなるキャラクターと歌唱力の高さ!
カルロッタという強いキャラクターを決して崩さすことなく、的確に笑いのポイントを織り交ぜる、その絶妙さ加減。
嫌な役なのに惹かれてしまう。
意地悪なのに可愛くて憎めない不思議な魅力に溢れている。
本当に素晴らしい演者さんでした。
ちょっと気になる舞咲りんさんの今後
舞咲りんさんは85期生の研究科20年のベテランの娘役さんです。
若干気になっている点が一つ。
現在雪組の組長さんが梨花ますみ。このファントムの公演を最後に専科に異動されることが決まっています。
ということで、次の組長さんと副組長さんが決定していますが、
本来でしたら、年功序列で決まっていくようです。
ところが、
組長就任が同期の奏乃はると、
そして副組長が
90期の千風カレンに就任が決定しています。
上級生である
85期舞咲りん、
88期早花まこ
89期沙月愛奈
の3名を飛ばした下級生が副組長に就任されているところが、ファンとしては、なんだかザワザワするところです。