宝塚音楽学校文化祭。3日間の公演が終わり本日終了しましたね。
2年間の学校生活の集大成となる文化祭の開催は、宝塚ファンにとっては、どんな生徒さん達がいるのか気になるところです。
特に宝塚ファンの中には、宝塚の楽しみ方として、タカラジェンヌの成長、頑張っている姿を応援していくのを楽しむファンもたくさんいらっしゃいます。
宝塚音楽学校の文化祭は、宝塚歌劇団入団し厳しい芸の道へのスタート地点に立ったばかりの子達の初の舞台。
上手い、下手と言ってしまうのはまだ早く、これから、特に男役志望の子達は10年以上かけて芸を磨いていく長い修行の道に入っていくのだ。
その変化を見ていくのが楽しいのです。
出来上がってなくていい。むしろ下手っぴでいい。これから長い劇団生活の中で成長していけばいいのでしょう。
一生懸命の姿が本当に美しい
ただただひたすら夢に向かって努力してる姿が美しい。
文化祭をみたい！と思えるのは、頑張ってる姿を身近に感じ、その舞台を観て、明日も頑張ろう。
私も夢に向かって毎日を積み重ねていこうと、そんな元気をもらえるのが文化祭。
そんな素敵な舞台が、宝塚音楽学校文化祭なのです。
巷では、有名人の娘さんがいるということで注目されている今回の文化祭です。
注目される娘さんのプレッシャーを思うと、それは想像を絶するし、いや、想像すらできない世界ですが。
それを覚悟してご自身で飛び込こんだその「覚悟」こそが、努力、そして芸に磨きがかかるのでしょう。
主役を演じているといくことで、プレッシャーを力に変えていく姿は、素晴らしいですね。
そんな注目の生徒さんもいるのですが、他にも目を引く生徒さんも、たくさんいて、これから劇団でどんな風に育っていくのか、本当に楽しみですね。
文化祭の舞台は3部構成
宝塚音楽学校の文化祭の舞台は、3部構成になっています。
1部が日本舞踊、予科生のコーラス、歌。
2部が、演劇。
3部がダンスが中心となった構成です。
歌、ダンスに関しては、音楽学校入学受験の試験科目に入っているので、おそらく皆さん、歌、ダンスについては入学前からレッスンを積んできています。
演技に関しては、試験科目にはなっていないので、おそらく多くの生徒たちにとっては生まれて初めて人前で演技をする生徒たちがほとんどなのでしょう。ぎこちないのは当たり前でこれから一つ一つ経験を積んでいくのでしょう。そのぎこちなさを拝見すると今のトップにいる人たちの凄さを改めて感じました。
3部合わせて、日舞、コーラス、クラシックの歌（人によってはオペラ並のレベル）、演劇、
タップダンス、ジャズダンス、ヒップホップ、バレエ・・・・・・
全員が、こんなに多種多様の芸を身につけなければならないのだろうか・・・・と感じるのです。
大変・・・と思うより、歌ったり、踊ったりが好きな子供達にとっては夢のような環境が宝塚音楽学校なのか・・・と、改めて、受験倍率の高さに納得するのです。
予科生が清く美しい
今回劇場に足を運んで最初に驚いたのが、予科生たちの美しさ。
劇場に入るとすぐに予科生（1年生）たちがパンフレットをお客様に販売していて、その清らかなオーラに驚きました。
間近で音楽学校生とお話ができたり写真を撮らせてもらえたりします。
未来のタカラジェンヌ・・・・と思うとちょっとドキドキです・・・。
もともとのお顔の造形が美しいとか、背が高いとか、そういう類ではない。
とにかく清い。肌が白く、透明で、なんだかわからないオーラをまとっている・・・。
動作、話し方、お客様への接客がとにかく美しく、
一体どんな1年を送ってくるとこんなに美しい女性たちになるのでしょう・・・。
・・と、なぜか音楽学校の教育に興味がわいてしまいました・・・・。
そんな清い予科生たちのコーラスはこれから卒業を間近に控えた本科生にぴったりの歌。
アンジェラアキの「サクラ色」は、素晴らしく、心が浄化されていくような感覚になりました。感謝。
夢の舞台へ
105期生は、文化祭を終え、もうすぐ卒業式。卒業式と同時に入団式、そしていよいよ初舞台へ。
今回の初舞台は宙組「オーシャンズ11」です。
これまた大人気の「オーシャンズ11」ですから、チケットが取れるかどうか・・・・。
初舞台公演も是非、見に行って105期生を応援していきたい〜！！！！！！
チケット確保がんばるぞ〜！
