宝塚歌劇団からの発表「組替え」。
こういう発表って突然発表されるものなのですね。
8月2日に発表されましたが、結構大きな組替えでしたので、発表当日は戸惑った人も多かったのではないでしょうか。
私にとっては、「まさか…という驚き」「あぁ…やっぱりという納得」「そんなぁ…という嘆き」の3つが揃った組替えでした。
それではそれぞれの組替えについて感じたことを書いてみたいと思います!
永久輝せあ(ひとこちゃん)雪組から花組へ
まずは、永久輝せあ(ひとこちゃん)
雪から花への組替えとなった永久輝せあ(ひとこちゃん)。
雪組ファンの私としては、永久輝せあ(ひとこちゃん)を出してしまうのは非常につらい…。
ただ、それと同時に何となくではありましたが、「組替えしちゃうんじゃないか」と思っていたので、悲しいながらも納得の組替えでしたかね。
雪組の御曹司として育ってきた永久輝せあ(ひとこちゃん)。
超路線ではありましたが、朝美絢(あーさ)が月組から組替えしてきたことでワンクッション置かれてしまった感じになっていたと思います。
朝美絢(あーさ)が組替えしてきた当初は「劇団は彩凪翔と朝美絢を競わせるのか?」と思っていたのですが、どうやらそうでもない様子。
きっと何かある!…そんな想いで見ていましたところでの発表でした。
ちょうど明日海りおが退団して柚香光がトップというタイミングです。
花組の2番手って誰もいないですもんね。
瀬戸あきらと水美舞斗(マイティ)いますけど、どちらも2番手かと言われると違うと思うのです。
だから…。
この異動は、永久輝せあ(ひとこちゃん)を2番手にするためのもの?
と予想中。
ん~…どうなのかなぁ。
でも、柚香光と永久輝せあの並びって素敵だと思いませんか?
どちらもビジュアルに華がありますので、キラキラしたオーラで花組を盛り立てていってくれそうです。
いずれにせよ、永久輝せあ(ひとこちゃん)にとっては栄転ですからね。
涙を飲んで送り出したいと思います。
朝月希和 雪組から花組へ
さて、お次は朝月希和(ひらめちゃん)
永久輝せあ(ひとこちゃん)と一緒に雪組から花組へと組替えとなりましたが、朝月希和(ひらめちゃん)の場合は出戻り状態。
ついこの間花組からやってきたような気がしたのですが…。
また花組へ戻るのは何故なのでしょう?
考えられることはいくつかあります。
例えば、
- トップ娘役になった華優希ちゃんのサポート
- 城妃美伶(しろきみちゃん)が辞めるのでそのポジションへ
などです。
でも、いまいちよくわからないなぁ…。何故なんでしょうか。
ちなみに私は、雪組での彩風咲奈(咲ちゃん)と朝月希和(ひらめちゃん)との並びが好きでした。
何気に「彩風咲奈(咲ちゃん)の相手役は朝月希和(ひらめちゃん)がいいな」と思っていたのでちょっと残念です。
綺城ひか理 花組から星組へ
さてさて、そんな花組からは綺城ひか理(あかちゃん)が星組へ異動。
そしてその星組には専科から愛月ひかる(愛ちゃん)も異動でやってきます。
コンサバでの新人公演は主演をしていますが、その他の扱いが路線ぽくないような気がするのです。
この間のバウも主演は主演でも飛龍つかさ君との2人主演でしたし、しかも水美舞斗(マイティ)が特出と謎の配置でした。
まぁ、綺城ひか理(あかちゃん)がどうなるのかは、まだまだ様子見が必要だなと感じています。
愛月ひかる 専科から星組へ
愛月ひかる(愛ちゃん)については、これはもうホントにビックリの組替えです。
愛月ひかる(愛ちゃん)に関しては、別格扱いとしての異動かな?と予想。
歌うま·イケメン·高身長と、とにかく目立つ存在の愛月ひかる(愛ちゃん)ではありますが、路線としてはちょっと違うかなと…。
だって、ついこの間宙組から専科に異動したばかりですよ!
たぶん、専科には1年もいなかったはず…だから、ただただ「なんで?」としか言えません。
この間の星組のアルジェに出演していましたが、あれは、何か劇団側に意図するところがあったのでしょうか。
「星組へ移るための予行練習だった?」
と考えてみたりもしますが、
「それだったら宙組から星組に直で異動じゃダメだったのかな?」とも思います。
そもそも異動してどういう扱いになるのでしょう。
星組2番手ボカされていますし、まさかの愛月ひかる(愛ちゃん)2番手なのでしょうか?
それとも七海ひろき(カイちゃん)が退団してしまったので、七海ひろき(カイちゃん)のようなポジションとなるのでしょうか?
愛月ひかる(愛ちゃん)組替えはただただ謎。
こちらも様子見が必要と感じています。
紫藤りゅう 星組から宙組へ
そんな星組からは、紫藤りゅう(しどりゅー)が宙組へと異動になりましたね。
もう、まさか…でした。
紫藤りゅう(しどりゅー)は、ノーマークでしたから。
星組から紫藤りゅう(しどりゅー)が抜けて、そこに愛月ひかる(愛ちゃん)が入ってくるってのもよく分かりません。
なんで?
まぁ、私的には宙組も紫藤りゅう(しどりゅー)も好きなので、宙組で紫藤りゅう(しどりゅー)が観られるのは嬉しいことです。
ただ、宙組って下級生育ってますし、新しく入れる必要もないと思うんですけどねぇ。
紫藤りゅう(しどりゅー)来ちゃったら、和希そら(そらくん)や瑠風 輝(もえ子ちゃん)が上にあがれなくなっちゃうような気がするんですけどねぇ。
留依蒔世(るいくん)もいるし…。
タイミング的には、ちょうど澄輝さやと(あっきーさん)·蒼羽りく(りく君)が抜けた後ですよね。
紫藤りゅう(しどりゅー)投入は、若手を補充したというよりか、輝さやと(あっきーさん)·蒼羽りく(りく君)的な存在(別格?)を補充したということなのでしょうか。
そんな感じで今回の組替えは終わりましたが、皆さんはどう感じたのでしょうか。
組替えってドキドキしますよね。
ジェンヌさん自身の問題なのに自分のことのようにドキドキしたりハラハラしたり。
時には落ち込むこともあってもう大変。
心中穏やかじゃない日々を送ることも多々あるので、宝塚ファンでいることがつらく感じることもあります。
でも、ジェンヌのことに一喜一憂する…こういうところも宝塚の魅力の一つなのではないでしょうか。
観劇するだけではない楽しみ方が宝塚にはある…そんな気がしています。
今回の組替えは、娘役さんの異動が、今回は朝月希和(ひらめちゃん)だけであまり動きがありませんでしたね。
男役の異動は何だか謎だらけでうまく消化できていない状態でいます。
しっくりこないものが多く感じられたので、もしかしたら組替え第2段あるのかな?と予想しています。
ライター:kazura
上の記事とはあまり関係ないかもしれないけれど、
人間って基本的に「変化」を嫌がる性質を持っている。
変化することの不安とか恐怖のような感情は、変化するときは少なからず起きる。
できれば変化せず、そのままでいたい、そのままでいてほしいという気持ち。
しかし組み替え経験のあるジェンヌさんたちを見ていると、
さらなる輝きを増している。
そんな輝きを増していくジェンヌさんたちを見ていると、
「変化を恐れちゃいけない!ちょっと怖いけど勇気を出して変わっていこうよ!
変わった先には、素晴らしい世界しかないよ!」とそんな勇気をもらえる。
そんなことを感じながら、
今日も宝塚歌劇から元気と勇気をもらっている管理人でした。