2019年11月から始まる宝塚歌劇団宙組の本公演『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』の新人公演の配役が発表されました。
新人公演は下級生さんたちの若手育成の場です。普段あまりじっくりと舞台上で見ることができない下級生さんたちに注目してみましょう。
蒲田治道 | 真風 涼帆 | 風色 日向(102) |
カタリナ | 星風 まどか | 花宮 沙羅(102) |
アレハンドロ | 芹香 斗亜 | 亜音 有星(103) |
ドン・フェルディナンド | 英真 なおき | 希峰 かなた(99) |
支倉常長 | 寿 つかさ | なつ 颯都(103) |
王妃マルガレーテ | 美風 舞良 | 夢白 あや(103) |
ロベルタ | 花音 舞 | 有愛 きい(103) |
道化ニコラ | 綾瀬 あきな | 天彩 峰里(100) |
レルマ公爵 | 凛城 きら | 澄風 なぎ(99) |
内藤半十郎 | 松風 輝 | 愛海 ひかる(100) |
フェリペ3世 | 星吹 彩翔 | 琥南 まこと(100) |
伊達政宗 | 美月 悠 | 真名瀬 みら(101) |
バランシャ伯爵夫人 | 桜音 れい | 天瀬 はつひ(99) |
ミゲル | 星月 梨旺 | 雪輝 れんや(101) |
王女マウリシア | 愛咲 まりあ | 水音 志保(101) |
ウセダ公爵 | 春瀬 央季 | 陽彩 風華(104) |
エリアス | 桜木 みなと | 鷹翔 千空(101) |
ソテロ神父 | 実羚 淳 | * |
只野作十郎 | 七生 眞希 | 輝 ゆう(102) |
藤九郎 | 和希 そら | 優希 しおん(100) |
女官ビアンカ | 瀬戸花 まり | 朝木 陽彩(104) |
内蔵丞 | 秋音 光 | 惟吹 優羽(101) |
きく | 里咲 しぐれ | 春乃 さくら(102) |
久次 | 秋奈 るい | 湖風 珀(102) |
すて | 花菱 りず | 花城 さあや(101) |
トレド大司教 | 水香 依千 | * |
道化セバスティアン | 留依 蒔世 | 真白 悠希(104) |
藤乃 | 遥羽 らら | 山吹 ひばり(105) |
とら | 小春乃 さよ | 湖々 さくら(101) |
用心棒ペドロ | 穂稀 せり | 琉稀 みうさ(103) |
西九郎 | 瑠風 輝 | 若翔 りつ(99) |
用心棒セリオ | 若翔 りつ | 葵 祐稀(105) |
用心棒パブロ | 希峰 かなた | 明希翔 せい(105) |
稗貫三郎 | 澄風 なぎ | 碧咲 伊織(103) |
とめ | 天瀬 はつひ | 夢風 咲也花(102) |
主殿 | 優希 しおん | 梓 唯央(104) |
はる | 天彩 峰里 | 栞菜 ひまり(103) |
金蔵 | 愛海 ひかる | 嵐之 真(104) |
九郎右衛門 | 鷹翔 千空 | 聖 叶亜(105) |
せつ | 水音 志保 | 舞 こころ(104) |
踊り子パメラ | 花宮 沙羅 | 楓姫 るる(104) |
吉内 | 風色 日向 | 泉堂 成(105) |
しず | 夢白 あや | 彩妃 花(103) |
新人公演は99期〜105期まで。
こうして、入団期を記載してみると、いつの間にか入団期は3桁になっているんだな〜としみじみと時の流れを感じます。
新人公演初主演、初ヒロインは102期生コンビ
さて、今回新人公演主演に選ばれたのが102期生の風色 日向。初めての新公初主演です。
過去の新人公演では、瑠風輝や和希そらなど役を演じ、着々と上に上がってきています。
おめでとうございます。
そして、新人公演ヒロインは同じく102期生の花宮 沙羅。
こちらも初ヒロインで、オーシャンズ11では、エトワールを務めています。
102期コンビで頑張ります!
105期生が初の新人公演
宙組「オーシャンズ11」で初舞台を踏んで、その後、宙組に配属になった105期生さんたちが今回初の新人公演に出演します。(→105期生一覧)
残念ながら、音楽学校を中3卒業で入団した数名は新人公演に出演することができません。
労働基準法ですね。
恐らく本公演の後に新人公演のお稽古を夜遅くまでやっているのでしょう。
さて、そんな初めての新人公演で、早速配役がついたのが、
泉堂 成(本役:風色 日向)
聖 叶亜(本役:鷹翔 千空)
明希翔 せい(本役:希峰 かなた)
葵 祐稀(本役:若翔 りつ)
山吹 ひばり(本役:遥羽 らら)
新人公演は、まだ本公演では出番が少ない下級生さんたちですが、そんな下級生さんたちの鍛錬の場を作る若手育成の場です。
先輩の演技を見たり、先輩から教えてもらったりして、本公演の後にお稽古に励んでいます。
そんな下級生さんたちのまだ、顔と名前が一致していない方がほとんどだと思いますので覚えて、新しい人材を発掘してみましょう!
それにしても、宝塚歌劇団の「新人公演」の配役を見るたびに、人材を育てる仕組みがちゃんとできているんだな〜といつも感心しています。
演出家や振付家が指導刷るだけでなく、役を通して、先輩が後輩を指導する仕組みがちゃんとできていて、こうして105年の歴史を刻んでいるわけですから、やっぱり宝塚歌劇団ってすごいところですね。