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もう一度見たい!宝塚歌劇の華麗なデュエットダンス

宝塚歌劇の懐かしシリーズ

宝塚歌劇といえば、ショーの最後(中盤にあることも)にトップコンビが二人きりで踊るデュエットダンスがあります。

トップコンビの醸し出す雰囲気、素晴らしい音楽、素敵な衣装・・・

デュエットダンスを見ている時間は、宝塚歌劇ってなんて素晴らしいのだろう・・・と感じるひと時です。

今回はそんな中でも私が観劇した今まで特に印象に残っているデュエットダンスを紹介したいと思います。ちょっと懐かしさも感じていただける方もいらっしゃると嬉しいです。

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宝塚レビュー‘90 レコード盤のデュエット

(1990年、星組:日向薫さん・毬藻えりさん)

もう30年も前の作品ですが、宝塚歌劇の理想がここに詰まっている!という場面です。

セットはレコード盤のみ、舞台でくるくる回る二人の姿は、本当に夢のようでした。

日向薫さんはスタイル抜群でスマート

毬藻えりさんはダンスがお上手なだけではなく、スカート捌きが素晴らしく、スカートの裾がお花のようなんです。

音楽は「Let’s Face The Music And Dance」という曲なのですが、

都会的な曲の雰囲気がお二人にぴったりです。

いつか再演して欲しい場面です。

Dance Romanesque

(2011年、月組:霧矢大夢さん・蒼乃夕妃さん)

お二人共ダンスが得意なので、デュエットダンスはどの作品も素晴らしかったのですが、このダンスは優雅な雰囲気の中にも、お互いへの信頼関係が感じられます。

トップ男役さんはデュエットダンス直前の場面で激しく踊ることが多く、霧矢さんも激しく踊った後なので、おでこに汗が光っています。

でも後から出てきた蒼乃さんが、霧矢さんを支えるべく優雅に踊ります。

蒼乃さんはスカート捌きもお上手で、カッコいいダンスもできるのに、優雅なダンスもできる娘役さんでした
(スカート捌きは琴まりえさんから教わったとお話ししていました)。

音楽は「We are all alone」という原曲は少し叙情的な雰囲気の曲なのですが、デュエットダンスではお二人の明るい雰囲気もあり、希望が感じられる場面になっています。

「VIVA! FESTA!」

(2017年、宙組:朝夏まなとさん・実咲凛音さん)

実咲凛音さんのサヨナラ公演です。

音楽は「Greatest Love of All」という曲で「自分の決めた人生を生きる」という思いが込められているそうです。宝塚を卒業する実咲さんにぴったりですね。

このデュエットダンスで何回か朝夏さんが実咲さんを後ろから抱きしめる振り付けがあるのですが、実咲さんをいつもそばで支えている・・・という想いが感じられます。

デュエットダンスが、ずっと続けば良いのに・・・と思いました。

最後に

デュエットダンスは名作が毎年のように生まれます。

今回ご紹介した以外にも、素敵なデュエットダンスがたくさんあります。

デュエットダンスの曲を知ると、曲に込められた演出家の先生の想いも感じられて、更に楽しくなりますね。

ぜひ、みなさんもお気に入りのデュエットダンスを探してみてくださいね。