COVID-19の影響でオープンが延期された宝塚ホテル。
宝塚歌劇団元月組組長の憧花ゆりのさんが支配人に就任し、6月21日に華々しく移転オープンとなりました。
そしてこちらも延期されていた花組大劇場公演、『はいからさんが通る』の7月17日初日公演開演が決定し、まだまだ予断は許されないものの、少しずつ明るいニュースが舞い込んできた宝塚界隈です。
もしかして、ホテルオープンからはいからさん初日までの間だったら比較的予約がしやすいのでは…?
観劇をするでもなく、ただホテルに泊まるだけのために宝塚に行くって、思わぬ贅沢なのでは?と思い立ち、スタンダードシングルを予約して宿泊してきました!
チェックインは入って左側奥
以前の宝塚ホテルは入ってすぐわかる場所にクロークがありましたが、新宝塚ホテルは入館後左手にあるショップ、「アルモニー」よりもさらに武庫川方面奥にあり、ぱっと見ただけではわからない場所にあります。
宝塚ホテルにはカフェやレストラン、宴会場を目的に来る方も沢山いるので、宿泊客のプライバシーに配慮したつくりになっているのかもしれませんね。
宿泊フロアである3階~5階も、カードキーがないとエレベーターのボタンを押せない仕様になっていました。
もちろん、ロビーもシャンデリアが美しく夢の空間なのですが、宿泊階のエレベーターホール(上写真)もシャンデリアがキラキラでグレーを基調とした壁紙がとても素敵!
これは確かに、夢の続きを見続けられる場所であるのは間違いないです!
一番リーズナブルなお部屋でも最上級のおもてなし
新宝塚ホテルと言えば、劇場が窓から見え、宝塚の小道具などが展示してあるスイートルームが話題。
しかし今回私が宿泊したのは、一番リーズナブルなスタンダードシングル。部屋面積が一番狭い、一人用のお部屋です。
新宝塚ホテルは全200室中、半分近くの90室がスタンダードシングルルーム。
豪華なリゾートホテルにしては珍しいシングルルームの多さですよね!
観劇遠征に利用するお客様のことを考えての数なのでしょう。
そのためか、スタンダードシングルでも十分な快適さ!ベッドもとっても広いんです。
バス・トイレが別!
何といっても感動したのは、バスルームとトイレが別々にあること!
一番小さなお部屋なのにきっちりわかれていて、お風呂はゆったり広々としていました。
私、旧宝塚ホテルの時からアメニティのPOLAのクレンジングが大好きだったのですが、新宝塚ホテルでもクレンジングは健在!香りが良くて、お肌に優しい感じが大好きです♪
シャンプーやボディソープは、ローラ・アシュレイの薔薇の香りのするものが置かれていました!薔薇の香りでうっとり夢の続きにひたれますね。
省スペースながら細やかな心遣いを感じます
感覚ですが、旧宝塚ホテルよりも新宝塚ホテルのほうが敷地面積は狭い気がします。
しかし、旧宝塚ホテルは部屋数が129。71室もお部屋が増えているんです!
なのでなるべく省スペースに作られており、クローゼットはありません。
それでも洋服はしっかりかけられるだけの場所が用意されていました。
お茶会用のドレスをかけておくのも余裕ですね。
メイク用のスペースもばっちり。
鏡の周辺に電気がついて女優ミラーになる上に、拡大鏡も用意されています。
そしてテレビも大きい!ばっちり高画質でスカイステージを楽しめる上、インターネット動画やミラーリング機能も備わっていました。
デコラティブで美しい空間
そして、いろいろと便利で利用しやすい心遣いだけでなく、夢の続きを見せてくれるホテルとして素晴らしいと思ったのが、至る所が美しく作られているところ!洗面台の蛇口も、
天井も、簡素なものでも十分なのに、デコラティブで素敵なんですよね。
私は宝塚から簡単に電車で帰宅できる場所に住んでいますが、特別な観劇の日は是非、夢が覚めない様に宝塚ホテルに泊まりたいな〜と思いました。
とても贅沢な時間を過ごせました
素敵な部屋でゆっくりして、ホテルショップでお買い物をしたり、ホテルのラウンジでアフタヌーンティーをいただいたり…観劇なしの宝塚滞在でしたが、とても素敵で贅沢な時間を過ごしました。
宝塚の華やかで美しい、ホスピタリティにあふれた雰囲気を宿泊だけでも楽しめ、大満足です。観劇とセットで滞在できる時がとっても楽しみになりました。
(ライター:霧村さえ)
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