スポンサーリンク

宝塚歌劇団・舞台機構トラブルで中断、その時感じたこと

宝塚歌劇についての雑記

昨日宝塚歌劇団星組の千秋楽「眩耀の谷」が行われました。

私は、LIVE配信で観劇しておりました。

途中で画面が真っ暗になったので、「あれ?回線おかしくなった???」と思っておりましたら、そのうち客席のアナウンスが聞こえてきたので、回線ではなく、舞台機構のトラブルということがわかりました。

私が今まで宝塚を観劇してきた中では、舞台が中断する状況になったのははじめてのことです。

むしろ、毎回あんなに大人数のタカラジェンヌが出演している舞台ですから、トラブルなく、幕が降りるのが本当にすごい!!!!と常に思っていたわけです。

そんな中でのトラブルでどんなふうになるのか、ある種、興味深く状況を画面上から見ておりました。

中断約20分間。

その間、客席は「シーン」として、誰もなにも慌てない。じっと待っている。

そして、刻々と状況を伝える放送が聞こえる場内アナウンス。

「舞台機構のトラブルによりしばらくお待ちください」から、
「再開は○分の予定です。あと○分お待ちください」のような状況を伝える。

分単位で状況を伝えてくれるなんて、さすが阪急電鉄だよな・・・・なんて思いながら、おそらく舞台裏では、バタバタしているのでは????

ところが一旦幕の降りた舞台上では、何の音も聞こえない。

何のドタドタもない。何の不安もない。

そして、20分後には、無事に幕があき、どこから始まるのかと思いきや、ストーリーは少し戻り、新トップ、礼真琴がセンターに立ち、「さあ!始まるぞ〜!!!」の一声で、またお芝居の世界に引き込む。

いやいや、すごいぞ!宝塚!!!!そして星組!トップ!礼真琴・・・・。

スポンサーリンク

ライブ配信も最後まで

そして、ライブ配信は20分中断された分、どうなるのか・・・とおもいきや、ちゃんと最後の最後、トップ礼真琴の挨拶が終わり、幕が降りるまで放送まで延長して、配信してくれました。

いや、本当にすべてにおいて完璧でした。

こういう危機的状況をお客様に何の不安も感じさせずに対応できる宝塚歌劇団の危機管理能力の高さ。ほんまにすごい!!!!!!

裏でどれだけのスタッフがこの宝塚歌劇団を支えておられるのだろう。

このコロナ禍の中で、舞台に立つトップさんの挨拶に「色々な方のご尽力のお陰で・・・・」という言葉が必ず出てきます。

本当に多くのプロフェッショナルな人達に支えられている宝塚歌劇団なんだな〜と。

今回のちょっとしたトラブルが起きたからこそ、また改めて宝塚歌劇の強さを感じずにはいられませんでした。

ツラツラと書かせて頂きました。