宝塚歌劇団各組にいる2番手・3番手、またそれらに食い込もうとしている立場のタカラジェンヌたち。
はたして彼女たちの行く末はどうなっていくのでしょうか。
花組:瀬戸かずや・水美舞斗・永久輝せあ
これまでを見ると、順当にいけば瀬戸さんが2番手・水美さんが3番手か?といったように見えた花組人事でした。
しかし、VISAを背負って永久輝さんが組替えしてきたことにより、水美舞斗さんの3番手説が怪しくなってきたように思われます。
水美さんを永久輝さんが抜く…そんなことも十分考えられのかもしれません。
瀬戸さんに至っては無事に2番手ポジとなりましたが。
ただ、彼女が持つ独特な「別格感」が邪魔しているからなのか、どう見ても「次期トップ就任するための2番手」というよりは「現状を凌ぐための(その下をボカすための)2番手」といった感じになっているのは否めないのではないでか…と。
つまり、劇団側は瀬戸かずやさんをトップにする気はないのではないか見ます(2番手のまま卒業される可能性もあり?)。
月組:月城かなと・鳳月 杏・暁千星
現在、月組の2番手ポジは月城かなとさんとなっています。
前任の「美弥るりかさん2番手切り事件」が手伝ってかネット上では「本当にこのまま無事トップ就任できるのか?」という声もあるよう。
つまり、「2番手切りまでいかずとも他組から落下傘で誰かがやってきて、月城さんは待たされる」←こんなことが起きてもおかしくないのでは…みたいなこともある得るのではないかと考えるのです。
何が起こっても不思議ではないのが宝塚人事。
月組の今後の動向が気になりますね。
さて、そんな月城かなとさんの後に控えているのが「花組からの組替えで古巣の月組に戻った鳳月杏さん」と「キラキラオーラで劇団から推されまくりの暁千星さん」。
この2人、どっちがどうなるのでしょうか。
鳳月さんの場合、花組時代は、非常に輝かしく「ザ・宝塚の男役」といった雰囲気でしたが・・・・気のせいか、月組に戻ってきてからはちょっと埋もれがちになっているように思われます。
しかしながら、暁さんは以前より劇団から推されているのが見え見えなので、順調にトップへの階段をのぼっていきそうですよね。
さて、この差は後にどう出るのでしょうか。
雪組:彩凪翔・朝美絢
雪組の2番手・3番手候補といったら、彩凪さんと朝美さんの2人。
ぱっと見、「2番手:彩凪」「3番手:朝美」といったところですが、彩凪さんがこのまま2番手ポジとなるかどうかはこれまた怪しいところでしょう。
そもそも、彩凪翔さんには、
・ディナーショー(以下DS)を控えていることから「もしかしたらそれが退団フラグかも」?
・望海風斗さんと共に退団か?
なんて退団説もささやかれていたりして、どうにも予想が付きづらかったりします。
ただ、このDSに関しては「別箱主演だった予定がコロナによる予定変更でDSになっただけ」という話も。
朝美絢の場合は、彩凪さん次第かなという見方が濃厚のようです。
もしも彩凪さんが退団されたら朝美さんが2番手ポジかもしれませんが、朝美さんは来年のカレンダーにて初のポスターカレンダー入り。
ポスターカレンダーって何となくですが別格感あふれていますよね。
もしかしたら、朝美さんはこのまま別格路線?という見方もできそうです。
星組:愛月ひかる・瀬央ゆりあ・綺城ひか理
現体制になってからの2番手ポジは、「宙組での路線コース」→「短期で専科への組替え」→「星組」というルートを歩んできた愛月ひかるさん。
何となく別格感のある愛月さんですが、このような異動の仕方なので、おそらく愛月さんの場合はこのままトップへの道が開かれるのかもしれません。
さて、星組で気になるのが3番手ポジ。
星組って、現段階では3番手といえるような存在のジェンヌがいないような気がするんですよね。
いちおう、瀬央さんあたりが候補となるのかもしれませんが、そうはいってもちょっと違うような気も。
花組から組替えしてきた綺城さんも気になる存在ですが、それでもやっぱりこちらも違う気が…。
宙組:芹香斗亜・桜木みなと
現段階では、2番手に芹香斗亜さん、3番手は桜木みなとさん…といったところでしょうか。
ただ、2番手である芹香さんは2番手ポジ歴が長いというのが気になります。
なんでも、2015年3月「宝塚幻想曲」から2番手というポジションにいるというのですから、本当に長い…。
これは果たして何を意味するのでしょうか。
芹香さんが2番手ポジとして活躍している間、各組のトップ「柚香・礼・真風・望海・珠城」さんたちは皆、芹香さんを飛び越えてトップとなってしまいました。
最近では、同期の彩風咲奈さんにも抜かれそうな勢いです。
このまま宙組にいて桜木さんに抜かされる…なんてことは考えにくいですが、このまますんなり宙組トップとなるのもまた考えにくいのが現状。
もしかしたら、芹香さんは組替えをしてそちらの組でトップになる…なんて構図も考えられなくもありません。
さて、その下にいる桜木さんですが、こちらもどうなるのかは検討つかず。
最近では男役っぷりが上がり評判も上々の桜木さんですが、なんせ身長が低いのがネック。
いや、一般人に比べれば十分背は高いのですが、なんせ宙組は長身ジェンヌが揃っている組。
桜木さん、そんな宙組の中では背が低いので、そもそもこのまま宙組にいられるのかな?なんて心配もしてしまいます。
ただ、桜木さんがこのままトップになれば、宙組にとっては初の生え抜きトップが誕生することに。
そう考えると、真風さんが退団後は桜木さんがトップ…そんな考え方をすることができるのかもしれません。
最後に
宝塚の人事というのは予想しても外れることが多いですよね。
でも、その人事を考えるというのも宝塚の楽しみのひとつ。
あなたは、各組の2番手・3番手についてどう考えますか?
※あくまでも、この記事の内容は筆者の予想です。
根拠などはありませんのであしからず…。