名作『風と共に去りぬ』が誕生して80年。
現代の女性が改めて注目をされるスカーレットのような生き方。
過去の宝塚公演「風と共に去りぬ」でスカーレット役を演じた
男役について調べてみることにしょう。
初演以来、男役トップスターがバトラーを演じて主演する通称「バトラー編」が多く上演されているが、
1978年雪組・1978年花組・1994年雪組では、男役トップスターをスカーレット役に配役した「スカーレット編」が上演されている。スカーレット・オハラ役は気性の激しい役柄に相応しく、初演では男役スターの順みつきが演じ、以後も男役スター及び男役経験のある娘役によって演じられることが多い。(wikipediaより)
なるほど。宝塚歌劇では、初演はバトラー編から始まったが、その後、男役をスカーレット役にしたスカーレット編ができたようです。
初演以来、男役トップスターがバトラーを演じて主演する通称「バトラー編」が多く上演されているが、1978年雪組・1978年花組・1994年雪組では、男役トップスターをスカーレット役に配役した「スカーレット編」が上演されている。スカーレット・オハラ役は気性の激しい役柄に相応しく、初演では男役スターの順みつきが演じ、以後も男役スター及び男役経験のある娘役によって演じられることが多い。
宝塚版最大の特徴は、「バトラー編」において、ヒロインの分身である「スカーレットII」という彼女の本音を語る役が登場することである。なお「II」に関しては娘役が配役される例も少なくなく、男役とのダブルキャストの場合もある。またメラニー役の比重が重くないことが特徴のひとつであったが、2002年版では「バトラー編」・「スカーレット編」双方から構成される総集編として脚本が改稿され、アシュレ・メラニー夫婦の劇的比重も増した。
ついで、バトラー編とスカーレット編をミックスした総集編が作られた。
スカーレット役を演じた経験がある宝塚男役一覧
組 | ||
1977年 | 月組 | 順みつき |
1978年 | 月組 | 順みつき |
1978年 | 雪組 | 汀夏子 |
1978年 | 花組 | 安奈淳 |
1978年 | 月組 | 世れんか |
1988年 | 雪組 | 一路真輝 |
1994年 | 月組 | 真琴つばさ |
1994年 | 月 | 汐風幸 |
1997年 | 花 | 愛華みれ |
1998年 | 雪 | 香寿たつき |
2001年 | 星 | 朝澄けい |
2002年 | 合同 | 朝海ひかる |
2002年 | 合同 | 瀬奈じゅん |
2004年 | 宙組 | 初嶺麿代 |
2013年 | 宙組 | 朝夏まなと |
2013年 | 宙組 | 七海ひろき |
2014年 | 月組 | 龍真咲 |
2014年 | 月組 | 凪七瑠海 |
2014年 | 星組 | 礼真琴 |
礼真琴さんが演じたのは、2014年の全国ツアーで初ヒロイン。
個人的には、やはり今が旬の星組の礼真琴さんのスカーレット役がみたい!
みました。(2018年9月)
礼真琴さんは、自由奔放なスカーレットを演じました。
やはり上手でした。こういう時は「背の低め」の男役さんはいいですね。
すんなりと娘役さんも演じ、周りとのバランスも違和感なく舞台に溶け込むことができます。
ちょっと気になったのがレッドバトラー役の紅ゆずるさん。
紅さんに合った役ではない・・・。
いいんです!
アナザーワールドといういいものを見た後だから仕方ありません。
宝塚グランドロマン
『風と共に去りぬ』
原作/マーガレット・ミッチェル
脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純
レット・バトラー役 紅 ゆずる
スカーレット・オハラ役 礼 真琴
アシュレ・ウィルクス役 華形 ひかる(専科)