元宝塚歌劇団雪組のトップスター早霧せいなさんの初の著書「夢のつかみ方、挑戦し続ける力」の書籍が発売された。
早速購入して、読みました!
どんな思いで、倍率の高い宝塚音楽学校を目指そうと思ったのか。
また、さらに競争の激しい宝塚歌劇団の中で、どんな心でトップを目指し、その夢を叶えて行ったのか。
そして競争の激しい戦いの中でも、いつも明るく、キラキラとして、たくさんのファンを魅了し続けていけたのだろう。
そんな興味は尽きない。
そんな今更、宝塚を目指すわけもない一人の中年のおばちゃんですが、そんなおばちゃんでもこれからの人生を「挑戦し続ける力」も欲しいし、新たな夢も掴みたい!ですからね。
書籍の帯にも書いてありますが「2度の受験不合格、身長と歌のコンプレックスを乗り越え、宝塚歌劇のトップスターへ!!!」。
そんな2度も受験不合格していたなんて知らなかった。
それでも諦めない。
「諦めないで挑戦し続ける」ために
2度の失敗で諦めていたら、今の早霧せいなさんはいないわけで。
なぜ、その2度の失敗で諦めなかったのか?
そこにはやはり、入りたい!という強い気持ち。
そして、そのときの気持ちや思いを「ノート」に書いて頭の中を整理していたという早霧せいなさん。
書くということで、悩みを外に出して、上むきのエネルギーに変えて、合格している自分を想像できたんだろうな〜。
書くことで何が自分で足りないかが見えてきて、何から手をつけたらいいかが見えてきた
しかしそのときの気持ちをなぐり書きで書いているので、後から読み直すことはないそうです。
これ、すごい大事かもね。
全体を読んで夢を叶えるために、必要なことは、
①「こうなりたい」という強い気持ち
②諦めない
③ノートに書き出す
④現状を受け入れる
④課題解決の具体的な方法を見つけて取り組む
⑤謙虚な心
⑥支えあえる仲間
⑦コミュニケーション
こんな感じのことを書いている。
決して宝塚歌劇という厳しい世界だけでなく、日常のなかで夢を叶えるためのヒントがたくさん詰まっていました。
それでもスタートは、「好きなこと」と「こうなりたい」という強い気持ちを持つところが全てのスタートですね。
これからの「好きなことを仕事にする」時代にぴったりの一冊。
書籍の中には、これだけでなく、初舞台や集合日、新人公演主演の時や組み替え、2番手時代の頃の思いなども綴られていて、ちぎさんファンももちろん楽しめるが、宝塚歌劇の世界に興味のある方も十分楽しめる一冊だと思います。
そして、これから宝塚音楽学校を目指す受験生にもおすすめの一冊。