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月城&海乃「ダルレークの恋」美しすぎるコンビを堪能!

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇団月組「ダルレークの恋」のライブ配信を見ました。

ターバンと軍服が似合いすぎて美しすぎる月城かなとさん、
憂いに満ちたお顔にインドの衣装が似合ってやはり美しすぎる海乃美月さん。

プロローグを見ただけでもうこのライブ配信を見てよかったと思えました。

ああ、ずっと二人のダンスを見ていたいと思うくらいでした。

この美のコンビを大劇場でぜひ見たい。

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古きよき時代の宝塚作品「ダルレークの恋」

「ダルレークの恋」は初演が1959年、菊田一夫さん脚本で、春日野八千代さんが主演で演出という作品です。

男役大スターである白薔薇のプリンス(春日野八千代さん)のために作られた名作です。

ラッチマンが騎兵大尉や詐欺師?や無頼漢?などいくつもの顔を持っているのは、春日野さんのいくつもの男役の素敵な姿を見せるためだったのでは?と想像しました。(私の勝手な想像です。)

古臭いセリフや演出がふんだんにありますが、これまで再演を重ねながら少しずつ変更されて、それでもなお、古きよき時代の香りを残しているところが私は案外好きです。

ダルレークと言えば、「来るんですか?来ないんですか?」というラッチマンのセリフ、そしてダル湖での一夜のラブシーンが有名です。

1997年の星組公演をテレビで見たのが私にとっての初見ですが、かなりの衝撃でした。

どうしてもその印象が強くなりがちですが、ストーリーをもう一度思い返してみると「まことの愛」がテーマなのでしょうか。

(ラッチマンが歌う曲が「まことの愛」・・・)

身分や地位・家柄に関係なく愛したかったラッチマンと、身分や家柄に縛られた考え方しかできなかったカマラ。

カマラは身分や家柄が第一である環境にいます。

インディラおばあさまや特にアルマはそんなことばかり気にしています。

クマール一族の皆さんは詐欺師で悪党のラジエンドラ(本当は違うけど)のとんでもない要求と一族の名誉を天秤にかけたら、一族の名誉の方が大事と考える・・・

だからカマラにすべてをゆだねるという・・・全く理解できませんが。(-_-;)

一方ラッチマンはマハラジアの家の生まれですが、身分とか家柄などにとらわれません。

パリでの生活で、身分や家柄などなんでもないものと知っているからです。

ラッチマンはお嬢様のカマラにダルレークの祭りを見ることも取引の一つといい、カマラに身分が違っても同じ人にかわりはないことを教えたかったかもしれません。

今回の変更点

2007年月組公演は見ていないのでわかりませんが、1997年の星組と比べて大きく変わったのは、2幕初めのパリの華やかなレビューシーンがバッサリ無くなったことと、フィナーレの変更です。

星組公演では2幕が始まってすぐパリのレビューになってインパクトありすぎてびっくりした記憶があります。

フィナーレではダレン・リー氏の振り付けがすごくクールでかっこよかったのですが、それがすっかり無くなってちょっと残念。

けれど、下級生だけのダンス場面が作られたことは新人公演ができなくなっている現状を考えると大変よかったと思いました。

月城さん・海乃さん・暁さん3人でのダンスシーンは、星組の振り付けがそのまま使われてうれしかったです。

ただ、階段が狭いので(星組公演では大階段を使って踊りました)途中から階段を降りてのダンスになったのはちょっと残念。

その他の変更点として、舞台の大きさに関係していると思われるセットの変更と、湖や月の映像が使用されたことで舞台の印象がかなり変わったように感じました。

ライブ配信で見た感じでは、ダル湖が暗くて波が大きくて怖いと思ったのですが、劇場の客席で見たらそうでもないのかもしれません。

ラッチマンの登場シーンですが、星組公演ではジャジャジャジャーンの音楽とともに左花道からラッチマンが登場しました。

今回は中央の階段の上から登場したのでびっくりしました。

「え、そこから登場ですか!!」

思わず声に出して言いましたが、家で見ているから大丈夫。

みんなに注目されながら階段を降りてくる、なんだか星組の時の演出以上に照れくさい登場シーンでしょうね。

星組公演でラッチマンを演じた麻路さんが、「ジャジャジャジャーンの音楽の後、登場するのがいかにも宝塚らしいけれど、照れくさい」と当時おっしゃっていたような遠い記憶があります。(自信ないので違っていたらすみません)

キャストの感想

月城かなとさんは、美しいのはもちろんですが、彼女が持つ落ち着いた大人の雰囲気がラッチマン役にピッタリでした。

月城かなとさんは雪組若手スターの頃から落ち着いた大人のイメージがありました。

月組に組替えした3番手の頃はそれまでのイメージとは違う役が多かった気がしますが、本来月城さんは正統派の男役であり、落ち着いた大人の役が似合う方です。

それに加えて、歌もお芝居も安定感抜群なのでお芝居中の歌が多いこの作品でも安心して見ていられました。

月城さんと海乃さんは前にも小劇場公演で組んでこられたこともあって、相性がとてもいいです。

カマラは、お姫様が身分違いの騎兵大尉に恋したという単純な悲恋ではない難しい役。

月組ではカマラ役は海乃さんが一番似合うと思いましたし、海乃さんでよかったと見ていてつくづく納得する演技でした。(海乃さん推しの私)

本物の詐欺師ペペル役の暁千星さんは、2番手役ですね。

悪役なのに明るいテーマソングに乗せて登場するという、悪党なんだけど軽くてなぜか憎めない感じのペペルを好演されていました。

カマラの従兄クリスナ役には風間柚乃さん。

昔見た星組のクリスナ役絵麻緒ゆうさんは、妻のアルマに振り回されほとほと困っているような役作りでしたが、風間さんは優しく受け答えをしてアルマへの愛を感じました。

梅田芸術劇場では風間さんがペペル役に役替わりとなるので、そちらも楽しみです。

観られませんが・・・(ライブ配信希望!!)

酒場の亭主とラッチマンの父ハリラムの二役を演じた蓮つかささん。

どちらも老け役で、ソロもあり重要な役です。

これまでベテランの方が演じてきた二役を蓮さんが見事に演じられました!

インディラ役の梨花ますみさん、アルマ役の夏月都さん、チャンドラ役の千海華蘭さんはさすがの演技、カマラの妹リタ役のきよら羽龍さんも好演されていました。

古い作品ということもって理解できないような内容や古臭い演出などありますが、月城さんと海乃さんの美しいコンビを堪能できて、ライブ配信本当にありがたかったです。

梅田芸術劇場での役替わり公演も楽しみですね。

観られませんが・・・(涙)ライブ配信希望!!(2回目)