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こんな華やかな忠臣蔵見たことがない!花組公演『元禄バロックロック』観劇レポ

宝塚歌劇についての雑記

宝塚歌劇ファンの皆さん、こんにちは。

本日は11月6日に開幕した忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』の観劇レポートをしたいと思います。

※ここからはネタバレを含みます※

※あくまで私が印象に残ったシーンについて書いております。

ご理解よろしくお願いします※

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新トップコンビお披露目公演は、とにかく華やか!プレイボーイなれいちゃん(柚香光)もまた素敵!

第一幕『元禄バロックロック』は、架空の国際都市エドで繰り広げられる、忠臣蔵ファンタジーです。

そのため舞台から花組生の衣装まで、とにかく艶やかな演出です。

プロジェクションマッピングも相まって、不思議な忠臣蔵の世界を表現。

時を戻せる時計を偶然開発した元赤穂浪士のクロノスケ(柚香光)は、賭博場に入りびたり、その時計を使ってお金を稼いでいます。

女性にもだらしなくプレイボーイです。

そんなクロノスケでも中々落とせない女性キラを演じるのが、新娘役トップまどかちゃん(星風まどか)

“私だけを見て”とクロノスケに言い続けます。

そのやり取りをしている時の2人は、妖艶で大人の色気たっぷりでした。

れいちゃんがまどかちゃんの手を掴み、口説いている場面でもあるので、なんとも羨ましいシチュエーション。

これ以上言うと、全部ストーリーを話してしまうことになるので、ここまでにしておきます。

たまにクロノスケ(柚香光)が時間を戻せないことがある、それはなぜか劇場でぜひご覧ください!

こんな美しいタクミノカミを見たことがない!

無念の切腹を言い渡され、この世に未練を残すタクミノカミを演じるのは、ダイキンエアコンのCMでもお馴染みの聖乃あすか君。

お殿様というより、和風の恰好をしている王子様感たっぷりなオーラで、冒頭より登場します。

既にこの世のものではない設定なので、他の演者たちとの絡みはなく、解説チックな場面でしか出てこないのに、その存在感は抜群です。

公演経験が増すたびに、男役として成長し続けるあすか君にこれからも目が離せません。

マイティー(水美舞斗)の悪親父だけど魅力的なコウズケノスケにも惹かれてしまう!

今回あすか(聖乃あすか)演じるタクミノカミに殿中されてしまうマイティー。

れいちゃん演じるクロノスケとタクミノカミが作ろうとしていた、時を戻す時計の設計図を奪ったため切られてしまったという設定です。

娘のキラ(星風まどか)も身勝手な理由で部屋に閉じ込めています。

クロノスケとはまた違った感じのプレイボーイでもありますが、殺陣のシーンなど悪役ながら、華麗に剣をさばくところもあり、胸キュンさせられてしまいました。

悪役も似合うマイティーをぜひ堪能してください。

ひとこ(永久輝せあ)のクラノスケは忠義に熱い男!

忠臣蔵といえば討ち入りのリーダー、クラノスケを演じるのは、ひとこ。

賭博にはまり江戸の町を満喫しているキャラなのかと思えば、物語が進むにつれ、打倒コウズケノスケの思いを煮えたぎらせている役どころ。

敵のコウズケノスケの隙をつくため、わざと遊びほけているふりをしていますが、妻にそのことを言っていないので、冷たくあしらわれるシーンは多くの笑いを誘っていました。

あの有名な討ち入りのシーンでは、その思いを男らしく出して戦う姿に女心を鷲掴みにされること間違いなしです!

まどかちゃん演じるキラに恋してプレイボーイではなく、オンリーワンになるれいちゃんクロノスケにドキドキが止まらない!

話しが進むにつれて、キラ(星風まどか)に本気で恋するクロノスケことれいちゃんを見ながら、益々まどかちゃんの役どころが羨ましくなりました。

少女漫画にでてくるようなハンサムガイにあんなに愛されるなんて、一度だけいや夢でもいいから体験してみたいものです。

宝塚の忠臣蔵はハッピーエンド

宝塚の忠臣蔵はファンタジーなので、最後は円満に物語が終わります。

因みに徳川将軍ツナヨシを演じているのは、娘役で歌うまの音くり寿ちゃんです。

身目麗しい少年将軍として、物語の揉め事を解決する重要なポジションにいます。

いつもの甲高い声で演じていますが、犬を愛し揉め事を嫌う性格を上手く表現しているので、普段見られない男役姿は要チェックです。

色鮮やかな宝塚歌劇の忠臣蔵をぜひ大劇場でご覧ください!

まだまだ始まったばかりの花組公演忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』

ライブ配信もいいのですが、やっぱり私は大劇場で観る宝塚公演が大好きです。

まだまだコロナの感染対策は必要ですが、皆さんもぜひ宝塚大劇場へ足を運んでみてください。