スポンサーリンク

華世京さんを推すと決めました「ODYSSEY」号乗船記

宝塚歌劇を楽しもう

 宝塚歌劇団雪組 梅田芸術劇場公演『ODYSSEY-The Age of Discovery-』は彩風咲奈さん演じる海賊船「ODYSSEY」号の船長ブルームが朝月希和さん演じる月の女神セレネと朝美絢さん演じる太陽の神アポロンに引かれ世界中を冒険するお話です。

今作は1、2幕ともショーで原作がないのでスカイステージ NOW ON STAGE#638で予習をして観劇にのぞみました。

ご出演は、彩風咲奈さん、朝月希和さん、朝美絢さん、縣千さん、野々花ひまりさん、眞の宮るいさんのご出演でした。

みなさんのおすすめポイントに注目して観劇しました。
 
ここ数日休演のお知らせが続き、開幕がどれだけ当たり前でない事か観客の一人の私ですら実感する観劇でした。

梅田芸術劇場のアナウンスで「無事千秋楽を迎えられますよう感染拡大防止のご協力をお願いいたします。」とありました。

劇場の方の千秋楽を迎えれますようにという祈りのようなアナウンスに、心を打たれ席に着きました。

幕開きは波音や航海するODYSSEY号の迫力ある映像で本当に航海に出た気分になれます。

ブルーム船長の彩風咲奈さん、美しさとワイルドさと上品さと、ポスターの二次元が立体化された!とういう感動から始まりました。

スポンサーリンク

彩風咲奈さんのダルマに会場がどよめく

ダルマとは、ラインダンスの時のような水着の様なレオタードのような衣装の事だそうですが、
2幕が始まって暫くすると彩風咲奈さんが超絶美女のダルマ姿で登場されたのです。

観客席全体が息を呑み、どよめいたんです!

彩風咲奈さんが登場するだけで、シーンと一瞬静まり返り、その後ザワザワとして、(もちろん皆さん声は出しませんが)さらにおぉって驚きと喜び!という雰囲気に会場が包まれました。

このどよめきは舞台上の彩風咲奈さんにも伝わっているでしょうか?伝わってて欲しいです!

NOW ON STAGEでも彩風さんが「(見どころといえば)あれかしら?満を持して、全てを脱ぎ捨てて、一肌脱ぎます。

お客様があっとびっくりすることがあります。

チャオチャオボーイズを引き連れて…全娘役より綺麗になります!」と仰っていたので、見どころかな?と思っていましたが、ここまでとは。朝美絢さんが「見惚れ過ぎて、フリを忘れそうです。」って仰っているのですが、私もずっと息止めて見つめてしまいました。

美穂圭子さんの歌だけでチケット代十分元が取れる気が…

専科の美穂圭子さんがご出演の日程でしたが、
主にというお役でしたが、朝美絢さんのアポロンも朝月希和さんのセレネも部下?というほどの貫禄でした。

そして何より歌声が素晴らしく、美穂圭子さんのお歌だけでチケット分価値がある+雪組さんのショーの価値でとても満足度の高い船旅でした。

お祭りマンボのシーンでは、短い和服にハイヒールというキッチュなお衣装でした。

朝美絢さんは美の反則技の連続!

どのシーンでもダンス歌と完璧でしたが、何より中国風のお衣装をまとわれた美しさ!

そして次回宝塚大劇場公演「蒼穹の昴」への期待を抱かずにはいられません。

中華の世界を堪能した後の白服船長は反則です!

始終アポロンの熱さと輝きを放たれていました。

縣千さんの筋肉キャラとアガルメン

NOW ON STAGEでは「野口先生に筋肉キャラだからって言われたので、筋肉キャラでいきます!
カルメンになります。アガルメンになります!」と仰ってました。

存在感の重厚感が半端なく、筋肉キャラバンザイでした。

アガルメンも情熱的で妖艶で、なおかつ哀しくカルメンの世界の再現度の高さに驚きでした。

華世京さんを推すと決めました

NOW ON STAGEでもお名前が出てきていた華世京さん。

真ノ宮るいさん、野々花ひまりさんと共に大活躍され一際キラキラオーラを放っておられると思ったら、なんと106期生でした!

宝塚音楽学校は首席卒業で、前バウホールでも大抜擢と期待の大型新人さんである事も納得です。

にわかファンなのでまだまだこの先成長を見届けられるジェンヌさんに出会えた事は今回の大収穫です。

次回作「蒼穹の昴」ではどんな役をされるのか楽しみです!

世界旅行気分を味わう

アメリカ、南米、ヨーロッパ、中国、中東と本当に世界一周飛行につれて行ってもらって、気づいたら宝塚に帰ってきたというショーでした。

朝月希和さんがNOW ON STAGEで1番おすすめのシーンと仰っていたのですが、本当にすみれ色の上品なドレスで宝塚で彩風咲奈さんを迎えるというのは、退団を控えられている朝月希和さんのお気持ちを表しているのかなと思いました。

プログラムを見返しても12カ国以上の国に連れて行っていただきました。

各国それぞれの踊りや物語を堪能し宝塚に帰ってくるという、まさに大航海の3時間でした。

ライター・さんなん