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幻になった「分担コンビ」のエピソード

宝塚歌劇についての雑記

宝塚にはたくさんの萌え文化が存在しますが、音楽学校時代に存在する「分担さん」という文化を一度は耳にしたことがある方も多いと思います。

「分担さん」とは何かというと、音楽学校(2年制)の2年である本科生が、1年の予科生とペアを組んでお掃除場所の掃除方法や、芸事の「いろは」を教えるマンツーマン教育です。

宝塚音楽学校は、授業が始まる1時間前から予科生が登校し各お掃除場所を決められたルールに沿って1時間真面目にみっちりお掃除するという伝統があります。

ただの「お掃除」ではなく、プロの舞台人の基礎作りともなっているようなので、この指導がかなり厳しいようです。

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分担制度は幻に、、、、

そして、なぜ「分担さん」文化にファンが萌えるかといいますと、この組み合わせは学校サイドが勝手に決めるのではなく、本科生自身が「この子を自分の分担にしたい!!」という子を選んで分担に決めているという点です。

寮の同室コンビと同じく、分担コンビについても公式ではいっさい公開されていないので、たまたまスカイステージや宝塚GRAPHなどで、あの方とあの方が分担だったんだ!!と知るとスター同士の繋がりにファンは喜びに満ち溢れます。

しかし、現在では、このような宝塚音楽学校の本科生から予科生に対して行われる指導方法が、”時代にそぐわない”という声もあり、廃止されたそうで、お掃除指導もマンツーマンではなくグループ制に。

つまり「分担さん」文化も幻となってしまいました。

ここまで簡単に分担さん文化について述べてきましたが、今までに生まれた”分担コンビ”のエピソードなどを近年活躍のスターさん中心にまとめていきたいと思います。