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宙組への心ない記事への憤り

宝塚歌劇についての雑記

無事宙組公演『MAKAZE IZM』が千穐楽を迎えました。

この公演期間中その他全ての公演が止まってしまった期間もあったりとソワソワしてしまうこともありましたが、なんとか完走出来たことが心から嬉しくもあります。

さて、そんな『MAKAZE IZM』ですが公演期間中とにかくSNSを騒がせたのはライブならではの毎日のアドリブトークコーナーですよね。

寿つかささん・松風輝さん・桜木みなとさんを大いに振り回しながら(?)天真爛漫とは正にこのこと!と体現しているトップ娘役さんである潤花さんのはっちゃけ具合。

そんな潤さんに微笑ましい目線を向けつつ桜木さんに助けを求められるトップスターさんである真風涼帆さん。

ファンにとっては嬉しさしかないシーンだったのではないでしょうか。

日々レポも大量に回ってきてチケット難だった今回の公演に残念ながら行く事のできなかった方々も楽しめたことかと思います。

さて、そんな楽しさ満載な『MAKAZE IZM』ですがファンの皆さんにとって忘れられなかったのは特に11日の公演だったのではないでしょうか。

前日に劇団の方から声明も出ておりましたが週刊文春にて真風さんとそんな真風さんの元相手役であり現在花組トップ娘役さんである星風まどかさんについての記事が掲載されました。

正直なところファンからすれば全くもって許せない記事内容でした。

あまりの記事のタイトルの酷さを目にして全文目を通すことが出来なかった方々もおられるのではないでしょうか。

普段の公演であれば信用はしていてもわかっていてもモヤモヤとした気持ちを持ってしまう方もおられるでしょうに、なんと今回真風さん・潤さん・そしてそんなお2人に星風さんがご自身の想いを託してくださり直接私達に心情をお話ししてくださりました。

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誰よりも傷ついたであろう真風さんと星風さん。

そのお2人の事は私が守ります!と宣言して劇場の雰囲気が暗くならないように務めて下さった潤さんには感謝の思いしかありません。

真風さんからのお話を要約しますと星風さんが自分の言葉をあんな風に受け取るようなそんな方ではない、組子やスタッフさんそしてファンの皆さんが自分達のことを信じてくださるというのはわかってはいたが自分以上に怒ってくれてそして本当に信じてくれて嬉しかった…と涙ながらに話されていました。

また伝えたいのは2つ、1つはもうこんな気持ちを自分よりも下の世代には味わわせたくない。

2つ目はファンの皆さんは応援している生徒さんのことを信じてあげてください、とのこと。

なによりもご自身のことよりも組子や下級生、スタッフさんに私達ファンのことまで気にかけてくださる真風さんの懐の広さに会場にいたファンの方々は涙なしにはいられない状況に…。

けれどもその後の公演も詰まることなくしっかりとやり遂げられ、カーテンコールでは桜木さんを中心に真風さんへ「大好きです!」とサプライズの愛の告白と全員からのハグを受けておられ、改めて宙組生の仲の良さと真風さんの人望の厚さを感じることが出来る公演となりました。

今回は心ない記事のせいでファンもですが当人である真風さん・星風さん、そしてそのお2人に関わる全ての皆さんの心が深く傷つけられることとなりました。

そんなことはない、と信じてはいても根も葉もない噂の対象とされお2人のことを知らない方々から疑いの目を向けられるきっかけを無責任に作られた事には憤りしか感じ得ません。

仮にこれからも同じようなことが起こったとしても真風さんの言われていた通り、少なくとも私達ファンだけは応援している大好きな生徒さんのことを心から信じてそして出来れば皆さんのお心をお手紙という形で送ってあげてください。

それが私たちに出来る生徒さんの心へ添うことのできる方法でしょうから…。