花組で柚香光主演による
『メランコリック・ジゴロ』-あぶない相続人-の全国ツアーが始まりました。
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作・演出は正塚 晴彦です。
1920年代のヨーロッパを舞台に、陽気なジゴロたちが一攫千金を企む夢物語を、笑いと哀愁の中に描いたミュージカルです。
見に行きたいけど、なかなか見に行けない!!!という方のために、過去上演された同作品の紹介をしたいと思います。
『メランコリック・ジゴロ』過去の作品
1993年 / 安寿ミラ主演(花組)
『メランコリック・ジゴロ』は
1993年に安寿ミラ主演の花組で初演されました。
その時は
安寿ミラ(ダニエル役)
真矢みき(スタン役)でした。
息の合った二人のコンビぶりが評判になりました。
2008年 2010年 / 真飛聖主演(花組)
そして、2008年と2010年には真飛聖主演の花組で。
真飛聖(ダニエル役)
壮一帆(スタン役)で。大人の雰囲気が良かったですね。
2015年 / 朝夏まさと主演(宙組)
2015年には朝夏まなと主演の宙組で再演されました。
朝夏まなとが、ダニエル役。
そして現在宙組トップの真風涼帆がスタン役でした。
二人のイキがピッタリ合い、このコンビの非常は評判の高く素敵な劇空間を作り上げました。
朝夏まなとのスーツ姿は長い手足によく似合い凄く素敵でした。
ノリの良いダンスと歌でダニエル役の朝夏まなととスタン役の真風涼帆の、息の合った掛け合いも良かったですね。
そして皆さんのコミカルな演技もすごく面白かったです。
とてもポップで明るくてノリの良い感じが、とても楽しいワクワクする作品でした。
特に酒場のダンスシーンは本当にスマートなお二人にぴったりでとてもかっこいい。
普段はジゴロな格好だけど、パーティーの時はタキシードに。
とにかく、二人ともスタイルがいい。
イケメンで、線が細く、現実の男性にはない、宝塚の男役ならではの綺麗で且つマニッシュな魅力があります。
根は性格の良いダニエル役の朝夏まなとが、タジタジとなる場面や、調子が良くて憎めない真風涼帆のオラオラぶりも面白い。二人のアドリブも息ぴったり!打ち合わせなしでぶっつけ本番だったそうです。
楽しくワクワクする作品です。
ということでこの「メランコリックジゴロ」という作品は、
主演とその舞台での2番手の男役の二人のコンビ同士の空気をどう作り上げて、作品の雰囲気を盛り上げていくかが見所です。
95期生同士コンビの二人がどう魅せてくれるか
さあ、今回の95期生同士コンビの二人。
主演、ダニエル役の柚香光(ゆずかれい)とスタン役の水美舞斗(みなみまいと)。
同期同士、息の合った舞台を魅せてくれるに違いない!と、
おおいに期待しているわけですが・・・。まだチケットが手に入っていない・・・。
何れにしても夢とパワーを全国ツアーでまわっていますので、
初めて宝塚をみる人もたくさんいらっしゃるでしょう。
お二人のパワーとその他の花組組子さんの力で新しい多くの宝塚ファンを増やすこと間違いないでしょう。
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