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蘭寿とむ「愛と革命の詩」恋の季節におすすめの作品

宝塚OG

2月といえば、バレンタイン!あ、ボヤボヤしてたら終わってた笑。

3月といえばホワイトデー!ということで、恋の季節!(ちょっと無理矢理?)

そんな人肌恋しいときに見たい、私のおすすめの宝塚の恋愛作品、

2013年の花組公演の「愛と革命の詩」

を紹介します。

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愛と革命の詩 作品の紹介!

2013年、花組公演でした。

主演、蘭寿とむさん、ヒロインは蘭乃はなさんが演じられました。

そして、この公演は、蘭寿さんご自身も、念願の大恋愛ものと語っていたほど、優しく、大きな愛について語られている作品です。

内容・背景

フランス革命時代、時代に流されず、人間平等の平和な世界を求め続けた作家、アンドレア・シェニエの物語です。

本当の幸せとは、愛とは、強さとは、そんなことを考えさせてくれて心が温かくなります。

この作品のポイントとなる場面

・・・とその前に、蘭寿とむさんについて少し語らせてください!!!!

この作品の主演である蘭寿とむさんは82期生。

宝塚音楽学校の受験倍率が48.25倍だった一番倍率が高い時に合格を手にし、そして入学から卒業まで首席を通した方です。

技、歌、ダンス、そして人間性そのものにおいても素晴らしい方です。

お気に入りのエピソードとしては、蘭寿さんの退団が近くなったある日、花組のみんなに感謝の気持ちを込めておにぎりを作ってきたそうなのです!

おにぎりをみんなの分握ってくるトップさんなんてかつていらっしゃったのでしょうか。

そして、組子のみなさんが「まゆさん」と慕い、現在花組トップスターの明日海りおさんも、今でも一緒に食事に行く仲なんだとか。

そんな蘭寿さんの魅力が溢れていて、是非みてほしい場面が、何組かのカップルが白い衣装でデュエットダンスをする、白い恋人の場面です。

蘭寿とむさんと蘭ちゃんのダンスは、やっと結ばれた、世の中がどんな状況であっても自分を受け入れてくれる、求めてくれる人と出会えて、一緒に居られる幸せを体全体で滑らかに表現しています。あの場面がすごく好きです。

「蘭蘭コンビ」といえば、ダンス!と言われるほど、お2人ともダンスがお上手なので、ほかのどんな場面よりも心を身体全部で表現されるここは、是非見てほしい場面ですね。

そして、最後の方に、2人で手をギュって握られるんです!

そこがいつまでも一緒にいることを誓い合っているような、お互い幸せの中にやはり、時代の不安も感じているのだろう、だからこそ強く握り合って手を離さない、と確認しあってるよう見えちゃって仕方ない!!!

この物語のこの後の展開を、終わり方を象徴しているようにも見えます。

キャストの良さを引き出してる面でも、今後の展開に大きく関わるという構成の面でもポイントですね!

切なく悲しい、でも、幸せな最期

この作品の最後に、アンドレア・シェニエとマッダレーナ・ド・コアニーは2人で死んでしまいます。

何となく嫌な終わり方と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし死ぬことに対し、「私たちは一緒になるために死ぬのです。私の胸は今、喜びに打ち震えています。」というマッダレーナの台詞に胸がジーンときますね。

この世界では一緒になれない、という悲しい現実が描かれ、死を恐れない、ましてや死ぬことで幸せになれる、と思ってしまうほどの世の中だったのだなとズーンと考えてしまうのです。

その覚悟というか、死をも幸せにしてしまえる2人の愛の強さに、何度見ても涙してしまうのです。

そして、月日が流れ、様々な人の手を渡り、アンドレア・シェニエが書いた平等で平和な世界を求める詩がようやく世の中に広まる、彼の詩は、愛はどこまでも生き続けるんだ、としみじみと感じます。

まるで2人が天から幸せそうな笑みで見てくれているような、愛する人と愛し合える平等な世の中になりますように、と心から願ってしまうようなこの物語は自分が純粋になれたような気がして大好きです。

おすすめの作品ですので、気になる〜!という方は一度見てみてくださいね。

Amazonプライムなら、レンタル540円で見られます。

愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-(’13年花組・東京・千秋楽) 花組 東京宝塚劇場
フランス革命の中、詩人、貴族令嬢、革命の闘士、自らの信念と愛に生きた三人を軸に描くラブストーリー。 出演:蘭寿とむ 蘭乃はな 明日海りお 脚本・演出:植田景子 (C)宝塚歌劇団