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宝塚作品で心を浄化(イギリス編)

宝塚歌劇オススメDVD

今の状況を考えたら仕方ないと覚悟はしていましたが、
宝塚歌劇の公演中止延期のニュースに
悲しいやら悔しいやらホッとするやら・・・・
感情の起伏が激しい今日この頃です。

コロナで落ち込んでいる今だからこそ
少しでも明るくなったら、と思いつつお届けします。

沈んだ気持ちを上げるにはハッピーになれる舞台を見るに限ります!

パッと頭に浮かんだ作品がイギリスを舞台にしたものでしたので、
何作かピックアップしてみたいと思います。

フランスを舞台にした作品を観たい方はこちら

それでは、イギリスでも行ってみましょう〜!

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『ME AND MY GIRL』

1987年月組にて初演(主演:剣幸さん)

ランベスウォークは一緒に踊りたくてうずうずしますし、観劇後は口ずさみたくなってしまう音楽の数々。

ハッピーエンドで、さらにフィナーレもあるので終演後の気分は最高です。

月組の初演時、新人公演でビルを演じたのが当時研1の天海祐希さんだったのは有名な話かと思います。

また、2008年に月組で再演された際に初舞台を踏んだのが94期生

94期というと、現在月組トップの珠希りょうさん、元花組娘役トップの仙名彩世さんがいらっしゃいます。(→94期生一覧

宝塚の公演では初舞台生も2幕の最初に客席2階へきて、踊っていたのが新鮮だったことを覚えています。

そしてミーマイは役替わりが多い!

ジャッキー、ジェラルド、ジョン卿、パーチェスターあたりを役替わりでされていることが多いので様々なパターンがあるので言い方は良くないかもしれませんが、マイベストキャストを見つけるのも楽しいかもしれません。

ちなみに2008年再演時のキャッチフレーズが「1人のラッキーより2人のハッピー」なんですが、とても素敵だと思いませんか?

瀬奈じゅんさん主演です。

自分のことだけでなく、人を思いやる。

大変な状況の今、その難しさを感じることもありますが、
自分勝手にならず生きていきたいなぁと思ったりします。

『Ernest in Love』

2005年月組にて初演(主演:瀬奈じゅんさん)
こちらもハッピーミュージカル!

初演も再演もアーネストとアルジャノンを演じる2人の呼吸が合っているので、掛け合いが最高に面白いんですよね。

そして、宝塚には珍しく娘役2人(グウェンドレンとセシリィ)のわりと長めのシーンもあり、そこがまた最高に可愛くて目が離せません。

あと、舞台上でサンドウィッチを食べるタカラジェンヌさんを見られるのもこの公演だけです(笑)。

2015年明日海りおさん主演も

『スカーレット・ピンパーネル』

2008年星組にて初演(主演:安蘭けいさん)

安蘭けいさんの歌声を聞いたフランク・ワイルドホーン氏が書き下ろしたという「ひとかけらの勇気」が主題歌。

フランス革命の最中の1794年が舞台となっており、「スカーレットピンパーネル」というイギリスの謎の集団が王太子ルイ・シャルルの救出を目的とし、成し遂げているお話なので忠実とは異なりますが宝塚ファンには馴染み深い時代背景です。

そして、有名すぎるお話ではありますが初演時に初めての新人公演主演を射止めたのが、昨年退団された元星組トップの紅ゆずるさん。

2017年のお披露目公演で再び新人公演と同じパーシーを演じたのですから運命的といいますか。凄いですよね。

また、紅ゆずるさんと同じく初演と再演で同じ役を務めた方がもう1名。
アンドリューフォークスを演じた天寿光希さんです。

再演時には初演を経験した方も何名かいらっしゃいましたが、今はもう数えるほどしかいないのですね。

12年…干支が一回りしたと考えたらそれもそのはず。
(自分の年齢は考えるまい。笑)

難しそうな歌、民衆の迫力、奇抜なお衣装等。

初演を観たときにグッと舞台に引き込まれたことをよく覚えています。

「お洒落をして敵を欺く」というパーシーの理論により舞踏会へ行く服を選ぶスカーレットピンパーネル団。

パーシーの友人たちの衣装の派手さ、パーシーがしまうま柄のお衣装で登場してきたときには驚きました。

そして再演を重ねるたびド派手になるお衣装も見どころかもしれません。

また、パーシーと敵対するショーヴラン。
悪役であることには違いないのですが、どこかおまぬけで憎み切れない彼(笑)

ストーリーも楽曲もお衣装も見事で、見ごたえがありますので是非。

宝塚歌劇団衣装デザイナー有村淳さんの衣装です。

『Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』

2016年宙組にて上演(主演:朝夏まなとさん)

2016年はシェイクスピア没後400年だということで、この演目が選ばれたようです。

シェイクスピアが生み出した作品が上演されることは多々あれど、シェイクスピア本人が主人公の舞台って今まであったのでしょうか。

作品作りに没頭するあまり、子供を失い妻とも亀裂が入ってしまうシェイクスピアですが、
妻と和解し、めでたしめでたしで終わる作品。

全ての作品に共通しますが、人は1人では生きていけないのだなと思います。

宝塚歌劇作品は、全て「愛」がテーマで「愛」が詰まっている作品ばかり。

心は不安になった時は、ニュースの情報を一旦遮断して、宝塚の世界にどっぷり浸かって、心を浄化させてあげましょう。