昨日、宝塚歌劇団月組「チェ・ゲバラ」を観劇してきました。
さて主演の轟悠、そして2番手の風間柚乃については昨日、書きました。
今日は、キラリと様々な場面に登場していた佳城葵(かしろあおい)さんについて
ちなみに97期生です(→97期生一覧)
宝塚歌劇って、同じ一人の役者さんがあっちゃこっちゃでたくさんの役で出てきます。
開幕から15分で
現代の若者観光客
クラブのウェイター
米人観光客。
その後も、市民や兵士など。
そんな佳城葵さん1幕だけでこんなに!
実は、大忙しなのですね。
注目している人を追っていってしまうと、
なぜあの兵士が
市民の中に紛れ込んでいるんだ!!!!!!
なんてことが起きてしまい
話がよくわからなくなってしまうことが時に発生します。
前回のON THE TOWNでは、あまり見せ場がなくて、もっと見たかったな〜と思っていたが
今回『チェゲバラ 』では、たくさんの出番があってよかったけれど
いやいや、むしろ出番多すぎで、ちゃんとみきれなかっった気がする〜!
ちなみにパンフレットから抜粋すると
第1場:若者男
第2場:ボーイ
第3場:アメリカ人観光客(男)
第5場:水夫1
第6場:警官
第9場:ハーバート・マシューズ
第14場:政府軍の兵士
第16場:キューバの男
一体裏で何回着替えてんだ!!!!
宝塚歌劇、ついついセンターにいる主役、2番手に目がいってしまいますが、
目立たないようにカメレオンのように色を変えている出演しているジェンヌさんたちに支えられているのだな〜と思うのです。
一生懸命衣装や化粧や髪型で変化させていますが、だんだん上級生になっていくほど、
キラリと光るオーラは、表に出ちゃいますよね。
そんな佳城葵も見えちゃってましたよ、隠しきれないオーラが。
佳城葵(かしろあおい)の声が好き
佳城葵の最大の魅力はあの「声」だと思っています。
少し高い、そして聞き取りやすいあの声。
2幕目は「マシューズ」役。
ということで、今回の佳城葵メインの役は「マシューズ」というジャーナリストの役。
カストロへの敬意と正しいものを目で見て伝えていきたいという正義感、そんな役をやすくんの明瞭なセリフで心地よく伝わってきた。
個性のあるいろいろな役を演じられる可愛らしいキャラクターを持ったジェンヌさんなので、毎回新しい作品が発表される時には、必ず配役表をチェックしています。
これからも注目していきたいジェンヌさんです。