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宝塚歌劇団はファンを繋ぎ止めておけるのか?

宝塚歌劇についての雑記

緊急事態宣言が5月末まで延長されました。

なんだか、また少し宝塚歌劇団の復活も遠のいてしまったような気がします。

今のところ宝塚歌劇団では、各公演の中止期間を6月末まで延長と発表しています。

私の中では、ジェンヌさん達のお稽古期間も考慮し6月末という少し長い期間をとったのでは?と予想しておりましたので、もしお稽古が再開できないのであれば、この6月末も延長されるのでは?と思ったのです。

今日は、少し重いタイトルとなりましたが、この自粛期間中に、様々な業界がオンライン化されたり、今まで参入していなかった、Youtubeへ参入する業界や芸能人、タレントも増えてきました。

この世の中の急速な流れと変化を感じていると、ふと、「宝塚歌劇団はファンを繋ぎ止めておけるのだろうか・・・・」という不安がよぎりました。

その不安を少し書いだしてみたいと思います。

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ファンとの距離感が変化している

宝塚歌劇の魅力はたくさんありますが、その中のひとつ。
というのがありました。

ジェンヌさんとの距離感が近いというのが、あります。

以前、記事に「AKB48」と比較した記事を書いたことがありました。

その中で「AKB48は「会いにいけるアイドル」。 宝塚歌劇団も「会いにいけるタカラジェンヌ」」なんて書きました。

これは、テレビや雑誌などで見かける人気の方と比較すると、ファンにとってずっと身近に感じられた存在であったのです。

しかし、最近はどうでしょうか?

多くの芸能人が、SNSやYoutubeで発信したり、生で配信をしてファンの質問に生で答えているような時代になってきました。

今や、ジェンヌさん達の存在が、とても遠く感じてしまっている方も多いのではないでしょうか?

ファンとジェンヌさんの関係は全く今までと変わっていないのに、周りの芸能人がぐっとファンに近寄ってしまったという現象が起きてしまったのです。

今までの強みが強みでなくなる

周りの状況が大きく変化してしまったことで、今まで強みであったものが、強みではなくなったのです。

もし、これが、強みでなくなったのであれば、新たな強みが見つけられなければ、ファンの気持ちは、離れていってしまうのでは?と懸念しています。

新たな強みとは、一体なんでしょうか?

逆手にとって「手の届かない存在」という価値になってくるかもしれませんね。

ファンとジェンヌさんとの関係は、以前から全く変わらないのに、周りの環境で、「近い存在」から「手の届かない存在」になるというのも面白いですね。

ファンの使える時間とお金は限られている

最近、とても動画配信を見ている時間が多くなりました。

なんだかやたらと、スマホなどで、「生配信してます」とか「Youtubeで新しい動画が追加されました」という通知が来るようになっていませんか?

自分の時間が中断されて、ついついスマホをクリックして見てしまう。そういう現象が起きていませんか?

自分の1日の使える時間は限られています。

この時間は「宝塚」を見たい!と思っていたのに、その時間をなんだか奪われているような感じがするんです。

私の意志が弱いんじゃね?と思うかもしれませんが、面白い動画や興味ある動画がやっぱり次々とでてくると、やっぱりそちらに気持ちが移っていってしまうのは、致し方ないこと。

気持ちが移ってしまって他のところにお金を使ってしまうと、当然宝塚歌劇を楽しむためのお金に回らなくなることだってある。

遠い存在になった宝塚にお金を使うか、それとも近い存在の推しにお金を使うのか・・・・。そういうこともこれからは起こりうることです。

今後の宝塚歌劇の展開は

まさか、こんなに長い期間、宝塚歌劇の公演が見れない期間が続くなんて思いもしなかったことだし、

まさか、こんなに世の中が大きく変化していくとも思わなかった。

宝塚歌劇団も新しい時代を生き抜くために、変化していかなければいけない時がきているのかもしれません。

もちろん今までもたくさんの変革を繰り返してきた宝塚歌劇団ですから、今後も変化の努力はし続けるはずです。

「清く正しく美しく」を崩さず、新しい時代に合わせた宝塚歌劇団をどう変革し、魅せてくれるか、楽しみにしています。