2019年7月から始まる別箱での月組公演については、2番手の美弥るりかさんの退団発表があったりで、誰が主役になるのか・・・・と気になっていたのですが、主演は専科の轟悠さんで、ミュージカル「チェ・ゲバラ」での公演が発表されました。
宝塚歌劇団公式HP
2019年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【日本青年館ホール公演/シアター・ドラマシティ公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。 月組公演
■主演・・・(専科)轟 悠
◆日本青年館ホール:2019年7月30日(火)~8月5日(月)
一般前売:2019年6月9日(日)
座席料金:S席8,800円 A席6,000円
◆シアター・ドラマシティ:2019年8月11日(日)~8月19日(月)
一般前売:2019年6月23日(日)
座席料金:全席8,800円
ミュージカル
『チェ・ゲバラ』
作・演出/原田 諒
ということで、今回の主演は月組の誰か・・・ではありませんでした。
長年の宝塚ファンならわかると思いますが、最近宝塚ファンになられた方にすると
専科?轟悠?って誰なのさ〜!!!!という方もいらっしゃるかも???
ということで
轟悠って誰なのさ〜!!!!
・・・・ということで、はい。説明していきましょう。
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まず、専科について、
専科は、宝塚歌劇団の月組、花組、星組、雪組、宙組とは別の集団で、
特定の組に所属せず、各組の舞台に特別出演して舞台を引き締めるスペシャリスト集団です。
優れた芸の手本として、後輩の育成にも尽力する宝塚の宝箱的存在です。
ということで、轟悠さんは、そのスペシャリスト集団に属しています。
実は轟悠さんは生徒ではない
タカラジェンヌさんは、「生徒」と呼ばれていますが、轟悠さんは、「生徒」ではありません。
轟悠さんは、「劇団の理事」を務めています。
ですから、生徒ではなく、劇団側の人。別格の存在です。
轟悠さんは劇団のトップオブトップ
入団して35年。芸を磨き極めた、全てのタカラジェンヌの模範となる存在です。
専科のスペシャリストのトップに君臨している轟さんは、男役の中の男役。
いわゆる、トップの中のトップ。
全ての男役さんの見本となる人なのです。
轟悠さんは主役しかやりません
各組のトップスターが主役しかやらないのと同じように、当然、轟悠さんはトップオブトップですから、どの公演でも主役しかやりません。
他の専科の方達は特別出演として、
各組の脇でしっかり芝居を固めるなど役として参加します。
しかし轟悠さんは、別格。専科公演、各組公演でも必ず主役となります。
タカラジェンヌさんたちの学びの場
今回のように、轟悠さん主演の作品は、
タカラジェンヌさんたち、特に組の中でも上級生がいなくなった上級生さんたちにとっては、さらに上を目指す貴重な学びの場になる、貴重な、公演になるのが、今回のような、轟悠さん主演の作品となるわけですね。