95期の神7とは?
宝塚ファンの皆様は重々ご存じだとは思いますが、改めて確認します。
花組 トップスター・柚香光さん
月組 トップスター・月城かなとさん
雪組 2番手スター・朝美絢さん
星組 トップスター・礼真琴さん
宙組 2番手スター・桜木みなとさん
専科 水美舞斗さん、瀬央ゆりあさん
桜木さんは暫定ですが、2番手として書かせていただきました。
『PAGAD ~世紀の奇術師カリオストロ~』の初日が9月29日ですので、よほどのことが起きない限り2024年はこの体制で始まると考えて、いいでしょう。
また「110周年概要発表会」を、トップスターさんがリモートも含めてずらりと並んで行ったことを考えると、2024年のうちに新トップが誕生する可能性はかなり低いような気がします。
お名前を拝見して、改めて95期のパワーを実感しました。
こんなに麗しいスターさんが揃う期があるのかと、信じられない気持ちになります。
このメンバーが揃った状態で、記念イヤーに劇団が何もしないわけがないと、強く感じました。
100周年はテレビ出演で人気急上昇
100周年の際は、劇団は外部露出にも力を入れていました。
その前年から「100周年に向けて」と様々な形で宝塚歌劇をアピールし、結果的にチケット激戦になったのは、オールドファンの記憶に刻まれていることでしょう。
それ以前は東京宝塚劇場でも、チケットが取れすぎて焦ることがあったのが、懐かしいです。
100周年の前年には、スターさんが揃ってドラマ出演するというサプライズがありました。
月組トップスター龍真咲さん、星組トップスター柚希礼音さん、2番手スター紅ゆずるさん、宙組トップスター凰稀かなめさん、そして花組から2番手スター明日海りおさんという豪華メンバーです。
なんと宝塚スターとして活躍しながら、裏の姿は関西で活躍する義賊という、斬新な設定でした。
「おじさん役」で一般にも有名になった天真みちるさんが、タンバリン芸を披露して一躍話題になったのは、『SMAP×SMAP』です。
100周年の時のことでした。
花組トップスター蘭寿とむさん、星組トップスター柚希礼音さん、宙組トップスター凰稀かなめさんを筆頭に、なんとタカラジェンヌ100人が出演するというお祭り騒ぎです。
この放送直後は宝塚の公式サイトがダウンしたというのですから、テレビの力を感じます。
当時テレビ出演されたスターさんは柚希さんを中心としていたこともあり、やはり宝塚的カッコよさが際立っていた気がします。
しかし95期の神7は、当時と比較すると一般に遡及するタイプの顔立ちの方が揃っています。
男性アイドルファンがハマることで有名な朝美絢さんが、その代表ですね。
今年後半から来年に向けて、神7が揃ってテレビに登場する日が来るのではないか?
そんな予感がしています。
ベルばら役替わりに期待!
来年は『ベルばら』イヤーでもあります。
7月から雪組での『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』の上演が、発表されました。
『ベルばら』でフェルゼン編だけというのは考えにくいので、順番的には星組か花組でオスカル編が上演されるのではないかと、予測できます。
2006年の『ベルばら』イヤーでは、超豪華な役替わりが行われました。
星組『フェルゼンとマリー・アントワネット編』には、以下の方がオスカル役として特出されました。
・雪組トップスター・朝海ひかるさん
・雪組・貴城けいさん
・月組・霧矢大夢さん
・雪組・水夏希さん
・月組・大空祐飛さん
雪組『オスカル編』のアンドレ役の特出・役替わりは以下のメンバーです。
・星組トップスター・湖月わたるさん
・花組トップスター・春野寿美礼さん
・月組トップスター・瀬奈じゅんさん
・雪組・貴城けいさん
・雪組・水夏希さん
・星組・安蘭けいさん
2024年も95期を中心とした、このレベルの役替わりが行われるのではないかと、期待しています。
宝塚を初めてみる方はやはり知っている作品、特に有名な『ベルばら』を観たいという方が、多いように感じます。
テレビで神7のイケメンぶりを存分に披露した後で、宝塚初心者も入りやすい『ベルばら』で男役の神髄ともいうべき白軍服の美しさを見せつける。
そんな計画があるのではないかと、妄想しています。
神7のこれからに期待!
テレビでも雑誌でも、その美しさで宝塚を知らない方も魅了するであろう、神7です。
110周年の広告塔となってくれることは、間違いなしです。
もちろんすでにどっぷりと宝塚沼にハマっている方にも、専科のお二人の特出で同期萌えを存分に味合わせてくれることでしょう。
100周年の時に一気にチケット難になったことを思い出すと、110周年以降はどうなってしまうのだろうと、空恐ろしい気もします。
それでも外部露出があると嬉しく、宝塚の魅力を布教せずにはいられないのが、宝塚ファンです。
これからの神7の活躍に期待したいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。