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宝塚歌劇で舞台化された少女漫画を紹介!

宝塚歌劇を楽しもう

宝塚歌劇で舞台化された漫画作品は数多くあります。

中でもやっぱり多いのが少女漫画。今回は、個人的な見どころも含めながら紹介していきたいと思います。

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『天は赤い河のほとり』 篠原千絵

主人公である現代日本(1995年)の女子中学生・鈴木夕梨(すずき ゆうり)は、古代オリエントの強国ヒッタイトの皇位継承権争いから呪術によりタイムスリップ。政治抗争や他国との戦争に巻き込まれる中で、やがて戦いの女神(イシュタル)として崇拝されるようになり、ユーリ・イシュタルとしてヒッタイトの皇妃(タワナアンナ)となるまでを描いた古代史ロマン。

こちらは2018年に宙組で上演されました。真風さんと星風さんのトップコンビお披露目公演です。おすすめはなんと言ってもプロローグ!豪華で見応えがあり、これぞ宝塚!という感じでテンションが上がります。キャラクターがハマっているので、カイルが歌ってる!ラムセスが踊ってる!と感動すること間違いなしです。個人的にカイルとユーリの身長差にときめきます!

『ポーの一族』 萩尾望都

少年の姿のまま永遠の時を生きることとなった吸血鬼のエドガーを主人公に、さまざまな時代や場所を生きる吸血鬼、通称バンパネラと、それに関わる人々を描いた物語。

こちらは2018年に花組で上演されました。見所はなんと言っても本編ラスト!少しネタバレになりますが、この衝撃は多分観ないと伝わらないと思うので書かせて下さい。エドガーとアランが飛んだあと、「これで終わりかな」と思っていると、学生服姿のエドガーとアランが登場し、意味深な笑みを浮かべて幕が降りるんです…!

この幕が降りる直前の二人の絡みが、ほんとに最高なのでぜひ見てください!

『メイちゃんの執事』 宮城理子

四国の田舎で暮らす、ごく普通の女の子東雲メイは、交通事故により両親を亡くす。そして、本家から迎えに来た執事の柴田理人から、父親が大富豪「本郷家」の長男にして本郷グループの後継者であること、父親の死により自分が正式な後継者であることを聞かされる。一夜にしてお嬢様となったメイは、淑女教育を受けるべく、聖ルチア女学園に入学する。聖ルチア女学園は、一人の女子生徒につき一人の執事がつくという、究極のお嬢様学校。そこでメイは、自らの運命と恋に向き合っていくことになる……

こちらは2011年に星組で上演されました。私が宝塚にハマるきっかけとなった作品です。なんと言っても漫画から飛び出てきたような理人様と剣人!ビジュアルが最高です。

「お嬢様、命にかえてもお守りいたします。決してお嬢様のそばを離れません。ご安心を」とキュンキュンするシーンもあれば自転車に乗って歌うコミカルなシーンもあったりして原作ファンも宝塚ファンも楽しめます。

『はいからさんが通る』 大和和紀

大正浪漫華やかなりし東京を舞台に、眉目秀麗で笑い上戸な陸軍少尉・伊集院忍と、はいからさんと呼ばれる快活な女学生・花村紅緒が繰り広げる波乱万丈の恋物語。

こちらは2017年に花組で上演されました。また、来年、2020年に宝塚大劇場で柚香さん、華さんのトップコンビお披露目公演として上演されます。

見どころは宝塚ならではの、美しいビジュアルと漫画原作の再現度。そしてキャストのはまり具合と小柳先生の胸きゅん、ユーモア溢れるどたばたラブコメです。とにかく胸キュンポイントが数多くあります。少尉に「好きですよ」、「好きでしたよ、もうずっと前から」と言われたり、ソファで紅緒をからかうように抱き寄せたり、「お休みなさい」と紅緒の頬にキスしたりするたび、キュンキュンします。ときめきを感じたい方はぜひ!

『伯爵令嬢』 細川智栄子あんど芙〜みん

19世紀末。エッフェル塔、パリ万国博覧会に代表されるベル・エポック華やかなりしフランスを舞台に、新聞王として世に勇名を馳せる公爵家の子息アラン、孤児院で育ち海難事故で記憶を失った少女コリンヌ、アランに復讐を企むフランソワ、かつてコリンヌと愛を誓い合った盲目のリシャール、狡猾な女スリのアンナなど、個性溢れる登場人物たちが織り成す愛の讃歌です。

こちらは2014年に雪組で上演されました。早霧さんと咲妃さんのプレお披露目公演です。

べったべったな王道の少女漫画です!壁ドンで、「さらっていくよ・・」とか「アランお願いとお言い」とか、少し恥ずかしい台詞を堂々と囁くアランがほんとに素敵なんです!最後のコリンヌへのプロポーズの甘さにもうっとりします。ちょっと強引な面もありつつも、こんなロマンティックヒーローがいたらなぁ…と思ってしまいます(笑)

流石宝塚、ビジュアルはもちろん、キュンキュンする台詞もお手の物です。ちょっと疲れたなぁ、って時はぜひこれらの作品を見てときめいて下さい!!