先日の宙組の愛月ひかるさんの専科異動の発表があったばかりでなんだか2番手、3番手のポジションのジェンヌさんは舞台の上以外でもいろいろ言われて大変だな〜と感じます。
瀬戸かずやも現在花組3番手。
実はこの「3番手」というポジションは劇団も明確で出しているわけではないのでファンの間では、あっち?こっち?とモヤモヤしてしまうポジションなのです。
そのモヤモヤを解決したいのですが、本人にも決められることではなく、目の前にある舞台にエネルギーを注ぐのみでしょう。
ですから、私たち宝塚ファンも出演されている作品を見に行って全力で応援していきたい。
とにかく花組スター瀬戸かずやの魅力を純粋に語ろう!
花組では、トップスターである明日海りおさんの人気が絶大ですが、90期生の瀬戸かずやさんは、今や花組を支える上で欠かせない存在なのです。
まず、瀬戸かずやさんの魅力は以下の3つに集約されます。
・男役向きの身長
・低くて色気のある声
・実は家庭的
では、それぞれについて詳しく説明していきます。
瀬戸かずやの魅力 その① 男役向きの身長
瀬戸かずやさんの身長は172cmあります。
手足が長く、スタイルがとても良いのです。
高校3年生の時に宝塚音楽学校を受験した瀬戸かずやさん。
面接の際には、試験官の先生から、
「どうしてそんなに背が高いのに、早く受験しなかったの?」
と聞かれてしまうほど。
(ちなみに、宝塚音楽学校の受験は中学3年生から可能です)
そして、もちろん結果は一発合格だったそうです。
この高い身長のおかげで、舞台上ではかなりの存在感があります。
長い手足を活かしたキレのあるダンスを披露してくれるだけでなく、舞台に立っているだけで、男役としての迫力があり、ダンディーな色気が漂ってきます。
上級生に上がるほど、このダンディーな色気はますます磨きがかかる。
こんな色気は下級生には絶対に出せないのです。
生まれ持った身長の高さを活かして活躍する瀬戸かずやさんは、まさに、男役になるために生まれてきたと言ってもいいのではないのでしょうか。
瀬戸かずやの魅力② 低くて渋さのある声
瀬戸かずやさんのもうもうひとつの魅力は、低くて色気のある声でしょう。
音域の広さや低音の響かせ方は宝塚の男役さんの中でもトップクラスと言えます。
低い声を生かし、カッコよくて、色気があって、渋いおじさまを完璧に演じきることのできる男役さんなのです。
実際に、東京MXテレビにて放映中の宝塚トーク番組「宝塚カフェブレイク」に出演した際には、「自分のチャームポイントは低い声」と言っていました。
どの公演でも、低い声を生かした素晴らしい歌声を聴かせてくれるのですが、最近の公演の中で特に素晴らしかったのは、2018年の1月から3月にかけて、宝塚大劇場・東京宝塚劇場にて上演された「ポーの一族」という公演でした。
「ポーの一族」では、明日海りおさん演じるエドガーの養父であるフランツ・ポーツネル男爵を演じ、低音を生かした素晴らしい歌声を披露してくれました。
特に、「ゆうるりと」という曲では、ポーツネル男爵夫人シーラ役の仙名彩世さんの透き通った歌声との綺麗なハーモニーが披露され、聴いていて大変心地よいものでした。
高い身長、そして、低くて魅力的な声。
これらを併せ持つ瀬戸かずやさんは、まさに、宝塚の男役の中の男役です。
瀬戸かずやの魅力③ 実は家庭的・特技はオムライス作り
舞台の上では、男の色気を惜しみなく放つ瀬戸かずやさん。
しかし、実は家庭的な特技を持っているそうです。
その特技とは、オムライス作り。
オムライスといえば、卵の形が崩れてしまったり、焼き加減が合わなかったりと、作るのが難しいですよね。
瀬戸かずやさんは普段料理をすることが多いそうなのですが、その中でも得意な料理がオムライスなのだそうです。
自分で作って食べるだけでなく、下級生に振る舞うこともあるのだとか。
宝塚専門チャンネル「スカイステージ」で放送された「Brilliant dreams」という番組では、花組の娘役である桜咲彩花さん、同じく花組の男役である柚香光さんにオムライスを作ってあげる企画が放送されました。
(ちなみにその企画の名前は、瀬戸かずやさんの愛称が「アキラ」なので、「moco’s キッチン」ならぬ「Akira’s キッチン」でした。)
カッコよくて、料理もできる瀬戸かずやさん。
まさに、女性のハートを鷲掴みですね。
瀬戸かずや・プロフィール
生年月日 | 12月17日 |
出身地 | 東京都江戸川区 |
出身校 | 神田女学園高等学校 |
入団時の成績 | 27番 |
入団期 | 90期(→90期生一覧) |
愛称 | あきら |
身長 | 172センチ |
初舞台 | 雪組公演「スサノオ/タカラヅカ・グローリー!」 |
まとめ
この記事では、瀬戸かずやさんの魅力をお伝えしてきました。
瀬戸かずやさんの魅力をまとめると、男役の中の男役と言えるくらいかっこいいのに家庭的な一面があるというギャップがファンを惹きつけるからと言えるでしょう。
魅力的なスタイル、魅力的な声を持つ瀬戸かずやさんにオムライスを作ってもらいたい!と切望するファンは多いはずです。
宝塚歌劇団、花組の公演を観る際には、瀬戸かずやさんにぜひ注目してみてください。
(著者:高瀬てん)