宝塚歌劇が気になっている人に、オススメの作品は?と聞かれた際に、どの作品をチョイスするか悩まれたことのある人は多いのではないでしょうか。
やはり宝塚は少し特殊な世界でありますので、1回限りの観劇になるのか、もしくは一生の趣味になるのかは初めて見る”作品”によって変わってくるのかもしれません。
宝塚を観たことのない人がイメージする宝塚は”ベルサイユのばら”のように煌びやかな舞台セットで、娘役はお姫様のような輪っかのドレスを着て、男役はブルーのシャドーでキザでくさいセリフを言うようなイメージではないでしょうか。
それゆえ、初心者は”ベルばら”を観たい!と食いついてきますが、まず1作目ではベルばらは避けた方が安全かと思います。
召喚するならば、2、3作目あたりで良いでしょう。
では1作目に持ってくるに最適な宝塚作品とはどれでしょうか。
今回は宝塚初心者がまず初めに見るべき宝塚作品を初心者目線に立って真剣に考えてみました。
・星逢一夜
・桜嵐記
今は退団されてしまいましたが、どちらも上田久美子先生が作られた名作です。
星逢一夜は幕開けのメロディラインと舞台セットも非常に美しく、一気に世界観に引き込まれます。
桜嵐記も戦に散っていく男たちとその生き様、時代故に幸せになれない運命の男女の恋模様など、かなりの超大作でした。
どちらの作品も涙なしには見られない作品ですので、初心者ならきっと宝塚の作品の質の高さに驚かれること間違いなしです。
・ルパン3世
・City Hunter
アニメ作品を舞台化したルパン3世は、メインテーマ曲もそのまま使用され当時大盛り上がりの公演でした。
主役の早霧さんも”美しすぎるルパン”と称され、話題でした。
City Hunterもアニメで使用されている有名どころの曲がそのまま使われたり、彩風さんが遼
ちゃんそのままのルックスだったりとかなり話題性が高くバラエティに富んだ作品です。
両作品とも、キャラクターの3次元化が素晴らしく、どのキャラクターも”美しい”ので、初心者の方でも視覚的に楽しめること間違いなしです。
アナスタシア
1本物おすすめ作品といえばアナスタシアです。もちろんロミオとジュリエットや、エリザベートも良いですが、初心者が楽しめるような”テンポの良いわかりやすいストーリー”、”歴史物”、”壮大な楽曲”、”キュンキュンもあり”など、必要な要素が全て詰まっています!!
やはり1本物は、1幕2幕休憩合わせて同じ内容を3時間にかけて鑑賞するわけなので、テンポが悪かったり、ストーリーが難しいとそれだけで初心者的には観劇がキツくなったりもします。
アナスタシアのような作品は、一部フィクションですが歴史上の登場人物などは忠実に基づいてますので鑑賞前に事前準備としてネットなどで下調べもできますので、そのあたりもオススメポイントです。
いかがでしたでしょうか。
ぜひ、皆さんの周りの宝塚初心者にこれらの作品を紹介してみてくださいね。