私が宝塚ファンになってとても驚いたことがあります。
それがこれ。
『え?また行くの〜?何回め?』
そうなんです。ヅカファンの多くは、同じ公演も何度も何度も見に行くのです。
なぜ同じ作品なのに何回も見にいくのか、
今回はその理由をご紹介させてください。
舞台は毎回変化し進化していくから
同じ作品を本公演なら約3ヶ月間で100回前後、行われます。
まずは、この回数だけでもびっくりです。
当然、タカラジェンヌたちは、1回1回の公演に魂を込めています。
そして、毎回、前回よりも、もっと向上していく努力をしています。
ですから、初日の新鮮な舞台から千秋楽の集大成の舞台ではどんどん変化していくのです。
ヅカファンの多くはその変化、進化、そしてタカラジェンヌの成長をも楽しみたいのです。
目が追いつかないから
舞台のセンターでのお芝居のグループの後ろの方では、
照明の当たりにくいところでも脇役たちがお芝居しています。
ショーでは広い舞台に総勢80名のタカラジェンヌが登場します。
一度に80名出る場面も当然あります。
そして、舞台は広い。
センターを見ていると左右に目が届かない。
だから、初回はセンター、次回は右側、次回は左側、次回は、オペラグラスに一人のアップを追うのです。
座席の場所が変わると景色も変わるから
座席の場所によっても見ている景色が変わります。
とにかく舞台の近くでの臨場感は、すごいです。
タカラジェンヌの表情、汗、涙、香り、全てが近くで見える。
この世界に入ってしまったらもう、抜けられません。
しかし、2階席に上がると全く世界が変わります。
意外と全体が見渡せて、これも見応え十分です。
アドリブがどんどん変わるから
舞台は生き物です。
お芝居の中にはいろいろなアドリブでのお芝居が入ります。
今日はどんなアドリブだったんだろう・・・・
宝塚が好きになればなるほど、そのアドリブがとても気になり劇場に足を運べない時は、
ツイッターでつぶやいている人いないかな・・・・とついつい見に行ってしまいます。
不思議とそれくらい気になってしまうんです。宝塚って。
これが、ヅカオタがよく言う「沼に落ちる」現象です。
出待ち・入り待ちで身近で会えるから
好きなタカラジェンヌさんに身近に会えるんです。宝塚って。
ちょっと早めに劇場に足を運ぶ。
劇場に早めに行くと、タカラジェンヌさんたちの入り待ちをする場所があって、
ジェンヌさんたちの楽屋入りの時に会えるのです。
公演後も待っていれば、公演後、楽屋口から出てきたジェンヌさんたちと会えるのです。
私設ファンクラブに入っている方なら、ちゃんとお手紙を渡したりすることができるのです。
もちろん私設ファンクラブに入っていなくても遠目からそれを眺めることができるのです。
舞台とはちょっと違う、お化粧を落として普段のファッションでのジェンヌさんを見ることができるなんて、好きだったらたまらない。
そんな楽しさが宝塚にはあるのです。
身近にハマってる(沼に落ちてる)友人がいても、温かい目で見てください笑。
この世界にハマるとなんだか毎日が忙しくて、ワクワクして本当に楽しいですよ。