スポンサーリンク

宝塚歌劇団の歌ウマまとめ!歌声に定評のある男役さんは誰?

注目のタカラジェンヌ

歌・芝居・ダンス……様々な舞台技術で客席を魅了するタカラジェンヌたち。

宝塚の男役は、ビジュアルやスター性なども重要な世界。

技術だけで評価される世界ではありませんが、それでもやっぱり「歌が上手い男役が好き!」という方は、多いのではないでしょうか。

そこで今回は、歌ウマな男役さんたちに注目してみたいと思います!

スポンサーリンク

花組・明日海りお

言わずと知れた花組のトップスター・明日海りおさん。

明日海さんの歌の上手さは、お芝居の上手さが反映されているように思います。

ショーで歌うのももちろん上手いのですが、役として劇中歌を歌う明日海さんはより魅力的。

その役の感情が伝わり、お芝居がぐっと深まります。

花組・和海しょう

94期生の和海しょうさん。(→94期生一覧)

下級生時代から綺麗な顔立ちが目立っていた和海さんですが、今や花組の脇を固めるバイプレーヤー的存在。

芝居でもショーでも度々ソロを任されています。

しぃちゃんの深みのある声にうっとりしてしまう方も多いのでは?

その歌唱力が認められ、2017年には地元・福岡のヤフオクドームで行われたパ・リーグのクライマックスシーズン、ファイナルステージの国家独唱にも抜擢されています。

花組・羽立光来

羽立光来さんは、和海しょうさんと同期。

花組の94期は実力者揃いですよね。羽立さんは男役さんですが、高音もキレイ。

以前スカイステージで放送された「Music Family」という番組で披露した、「This Place Is Mine」(ファントムのカルロッタの歌)は上手すぎて震えます……。

個人的には、「ハンナのお花屋さん」のMr.エディントンも印象的。

コミカルな演技も得意なタカラジェンヌです。

月組・鳳月杏

花組から月組に組替えになったばかりの鳳月杏さん。

歌唱力や演技力は折り紙つき。

鳳月さんは、可愛くてかっこよくて、色気もある……そう、歌声にも色気がすごいのです!そして美脚!

初のディナーショーも開催し、今後月組での活躍が楽しみですね。

月組・輝月ゆうま

2012年、月組「ロミオとジュリエット」で下級生ながらヴェローナ大公に抜擢され、注目を集めた輝月ゆうまさん。

今では月組に欠かせない歌ウマジェンヌのひとりです。

177cmと高身長にも関わらず、女役までこなしてしまう輝月さん。

現在公演中のショー「クルンテープ」では、レビューの女王として登場。

低音域から高音域まで完璧に歌い上げています。
(個人的にあのシーンだけでチケット代の元が取れているのでは?と感じるくらい素晴らしい歌声です)

月組・風間柚乃

100期生の風間柚乃さん。(→100期生一覧)

入団当初は夏目雅子さんの姪として注目されていましたが、今やそれを払拭するほどの実力者として成長中。

歌と演技は抜群の安定感があります。

「無現無双」の新人公演で演じた宮本武蔵役は、『この子本当に新公学年なの?』と疑ってしまうほど。

今後はさらに抜擢されそうですね。

色々な役を経験した風間さんが将来どこまで進化するのか?!楽しみな男役さんです。

雪組・望海風斗

今の宝塚の歌ウマを語る上で外せない望海風斗さん。

その歌唱力は宝塚一と言っても過言ではないでしょう。

とりわけ望海さんのファンでなくても、その歌声はひれ伏すレベル。

雪組版「ファントム」が大傑作となったのは、望海さんと相手役・真彩希帆さんの歌声による説得力が大きいのではないでしょうか。

7月には望海さんが歌う「すみれの花咲く頃/さよなら皆様」のCDが発売予定。

この知らせに『だいもんの「さよなら皆様」を自分のお葬式で流してほしい』というファンが続出しています(笑)

雪組・天月翼

雪組はトップコンビがずば抜けて歌ウマなので他の生徒さんが注目されにくいですが、95期の天月翼さんも要チェック。(→95期生一覧)

とにかく声が伸びやかで良い。

可愛い雰囲気なのにウィンクをバチバチ飛ばす色気とのギャップがすごい男役さんです。

雪組・叶ゆうり

下級生の頃からやたら貫禄のあった97期の叶ゆうりさん。(→97期生一覧)

雪組には少し珍しい骨太タイプなのも良いですね。

技術的にはまだ荒削りな面もありますが、歌、芝居ともに良い味を出しています。

星組・礼真琴

次期星組のトップスター就任が発表された礼真琴さん。

礼さんは、歌・ダンス・芝居と3拍子揃った男役。

95期主席入団は伊達じゃないのです。

「ESTRELLAS(エストレージャス)~星たち~」の「back」のシーンは、かなり激しく踊っているのに、声が全くブレない……という筋力オバケっぷりを発揮。

以前、毎日腹筋を100回している、とコメントしていましたが、日々の筋トレが歌にも生かされているのではないでしょうか。

星組・ひろ香祐

礼真琴さんと同期のひろ香祐さん。

入団時の成績も礼真琴さんに次いで2番という好成績を収めています。

路線のスターさんではありませんが、星組の舞台を技術面から支えてくれる男役のひとり。

歌はもちろん、ダンスも上手いオールマイティータイプ。

星組・遥斗勇帆

99期生の遥斗勇帆さんは、まだ新公学年なのにまるで専科さんのような貫禄を持つ男役。(→99期生一覧)

その歌唱力が認められ、「THE SCARLET PIMPERNEL」の新人公演ではショーヴラン役に抜擢されています。

今後活躍の場面が増えていきそうですね。

宙組・芹香斗亜

芹香斗亜さんは、“THE・歌ウマ!”というタイプではありませんが、とにかく声の良さが魅力。

星組&花組下級生時代は頼りない印象だった芹香さんですが、ここ数年、ちょっと驚いてしまうくらい歌が上達しています。

初めから上手な生徒さんも良いですが、成長が感じられる生徒さんは応援したくなりますよね。

宙組版「オーシャンズ11」の新曲「オーシャンズ10」での真風涼帆さんとのハモりも素敵。

宙組・和希そら

96期生(→96期生一覧)の和希そらさんは、ダンサーのイメージが強いですが、歌も上手。バウ初主演の「ハッスルメイツ!」は和希さんの実力がたっぷり堪能できるので、まだ観ていない方は要チェックです。

宙組・留依蒔世

桜木みなとさん、和希そらさん、瑠風輝さん、鷹翔千空さんなど宙組の男役スターさんは歌に定評のある人が多いです。

なかでも留依蒔世さんは、パワフルな歌声が持ち味。

「王家に捧ぐ歌」の新人公演ではファラオ役に抜擢され話題になりました。

『上手いのは知ってたけど本当に上手い!』と感じた方も多いのではないでしょうか。

現在公演中の「オーシャンズ11」では、マイク役を好演中。

スリージュエルちゃんたちと歌で舞台を盛り上げていますよ。

歌ウマジェンヌに注目!

今回ご紹介したのは、ほんの一部。

まだソロの場面はないものの、歌ウマな男役さんは沢山いるはず。

公演をしっかりチェックして、隠れ歌ウマを発掘するのも観劇の楽しみのひとつです。

大劇場公演以外にもバウホール公演やディナーショーもお見逃しなく!

ライター:春雨ふゆこ